内容説明
日本神話の巨大な怪物ヤマタノオロチ。長く黄泉国に封印されていたこの怪物が、八つの御霊となってこの世によみがえった。蓮は、黄泉国からオロチを追ってきたあきひこに手を貸し、暴れだした八匹のオロチを退治しに飛びまわる。神話のふるさと出雲地方(島根県東部)の海・山・空を舞台にくり広げられる死闘。解き明かされる人と神との因縁。―神話時代と現代とを結んで展開される壮大な物語。
著者等紹介
廣田衣世[ヒロタキヌヨ]
島根県に生まれる。武蔵野女子短期大学卒業。著書に『ぼくらの縁むすび大作戦』(岩崎書店/第十八回福島正実記念SF童話賞大賞)などがある。島根県安来市在住
照世[テルヨ]
茨城県に生まれる。デザイン系専門学校卒業後、ゲーム会社でCGデザイナーを勤め、フリーのイラストレーターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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クサナギ
2
地元が舞台の神話ファンタジーとあって、読まないわけには(●´mn`)神話のヤマタノオロチが現代に復活してしまい、出雲の国(島根県東部)を舞台に退治に飛び回る2人の少年の物語。出雲地方の名所もたくさん登場し、ちょっとした観光案内にもなってます。でも死闘の末にそれらが大変なことにΣ( ̄□ ̄;)住んでる身としては、「○○がこんなことにィΣ( ̄□ ̄;)」とビックリし通し(笑)でも古の神々と人々の関係とかテーマもいい物語でした。アニメ化すればいいのに。神話博終わっちゃったけど。ナキとあきひこが可愛すぎる(*/ω\*2012/11/16
きゅー
0
高学年男子にめっちゃ人気があったから読んでみた。ライトノベルっぽい文体で読みやすいのかも。2015/04/03
saori
0
とっても、とっても、おもしろいはなしでした。いろいろな、かみさまのはなしもでてきました。おちとかのはなしを、わたしは、すきだから、このはなしもすきになりました。2012/08/13
ゆんぽん
0
児童書。話がちゃんとまとまってたと思う。出雲旅行後に読んだので地形や建物が思い出されてよい。2010/08/14
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