内容説明
団子町内のアイドル猫ふくこさん。ある日、横道から飛び出してきた車にはねられてしまう。気づいたときには、みんなに囲まれていて…まだまだ成仏できないふくこさんは、ゆうれいになった。そんなふくこさんの前に現れたのは…のら猫ふくこさんが団子町のために大活躍。
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
2005年『水妖の森』(岩崎書店)で第四回ジュニア冒険小説大賞の大賞を受賞し、作家デビュー。「あぐりこ」で第十四回児童文学ファンタジー大賞の奨励賞受賞
バラマツヒトミ[バラマツヒトミ]
埼玉県生まれ。漫画アシスタントを経て、児童書を中心にイラストレーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつばちい
21
シリーズだと知らず、三巻から読んでしまったので、こちらを探して読んだ。商店街のアイドルだった猫のふくこさん。交通事故で亡くなって、幽霊猫となり密かにみんなをみまもっている。ところがある日、子どもたちがいたずらで古塚の封印を解いてしまい災いが、、、2022/11/14
ネムコ
20
児童書。ぽっちゃりした体、豆大福みたいな斑点。商店街の人気者だった野良猫、ふく。事故で亡くなった時「ああ、ありがたい。可愛がってくれたみんなに恩返しがしたい」と強く望んだことで、ふくは商店街を守るゆうれい猫になった…。大阪のおばちゃんみたいなふくの性格と、夕焼けのきれいなイラストがいいです。続きも読んでみようかな♪2014/09/28
キラ@道北民
18
小5の娘が冬休みの特別貸出で学校から借りてきた本。「銭天堂」は人気で借りられなかったので、同じ作者の本を手にしたらしい。 下町のおばちゃん気質の猫が、幽霊になってしまっても活躍するお話。本当に活躍したのはお稲荷さんの月尾でしょうが、その周りでバタバタするキャラクターが、子供に大ウケでした。2020/12/29
しげ
9
商店街の看板猫としてみんなに愛されていた「ふくこさん」は、交通事故で命を落としたことをきっかけに、ゆうれい猫となって商店街を守ることに。商店街のわいわいした雰囲気がとても楽しいです。挿絵もかわいらしく、ふくこさんのたゆんたゆんの豆大福ボディがたまりません。続編も出してほしいな…。2012/12/10
深青
8
団子町のアイドル猫、ふくこさん。ある日、不幸な事故にあってしまい、幽霊に。ふくこさんは、町を守る守護猫になったのでしたー!ふくこさんが素敵すぎる。こんな猫さんがいたら、是非お近づきになりたいものです。2014/01/30