ノンフィクション・生きるチカラ<br> 捨て犬・未来命のメッセージ―東日本大震災・犬たちが避難した学校

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ノンフィクション・生きるチカラ
捨て犬・未来命のメッセージ―東日本大震災・犬たちが避難した学校

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  • サイズ A5判/ページ数 177p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265042968
  • NDC分類 K369
  • Cコード C8395

出版社内容情報

震災から一年、避難所となった中学校に「命の授業」に招かれた未来。震災時そして、講演時、現在の様子を描くドキュメンタリー。

東日本大震災から約一年がたった2012年2月、飼い主のところに未来を連れて「命の授業」の講演に来てほしいという依頼があった。依頼主は宮城県東松島市立矢本第一中学校の千葉和彦校長。矢本一中は震災時に、ペット同伴可能な避難所となった中学校だった。

なぜ、千葉校長は非常時のペット同伴避難を認めたのか?
なぜ震災から一年後に未来を学校に呼んだのか?
子どもたちは「未来」からどんなメッセージを受け取ったのか?

震災時の様子、2012年2月の「未来の命」の授業の様子、そして現在の子どもたちの様子を綿密な取材をもとに描くドキュメンタリー。

【著者紹介】
【今西乃子・著】  1965年大阪府岸和田市生まれ。航空会社広報などを経て、旅行記と子どもの道徳・倫理問題に関連した執筆をきっかけに児童書のノンフィクションを手がけるようになる。国際理解や人権教育をテーマにした講演や子どもたちへの授業、教育講演会等で講師もつとめる。主な著書に第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞した『ドッグ・シェルター』(金の星社)や『犬たちをおくる日』(金の星社)、第48回産経児童出版文化賞推薦『国境をこえた子どもたち』(あかね書房)、『命のバトンタッチ』『捨て犬・未来と子犬のマーチ』『ゆれるシッポの子犬・きらら』(岩崎書店)などがある。日本児童文学者協会会員。

内容説明

東日本大震災からおよそ一年後、「捨い犬・未来」は避難所となった中学校での「命の授業」にまねかれました。未来をよんだのは宮城県東松島市立矢本第一中学校の千葉校長(当時)でした。矢本一中は震災時に、ペット同行可能な避難所となっていました。千葉校長は、なぜ未来をまねいたのでしょうか。そして未来は、子どもたちにどんなメッセージを伝えたのでしょうか。

目次

プロローグ ひとつの命
その時
災害
避難所となった中学校
役に立ちたい
支援の温度差
中学生ボランティア
残された者―卒業式
それから―ラブの姿
ホワイト君vsブラック君―福島へ
命の授業―未来・被災地に行く!
あれから1年

著者等紹介

今西乃子[イマニシノリコ]
1965年、大阪市岸和田市生まれ。航空会社広報などをへて、旅行記と子どもの道徳・倫理問題に関連した執筆をきっかけに児童書のノンフィクションを手がけるようになる。国際理解や人権教育をテーマにした講演や子どもたちへの授業、教育講演会等で講師もつとめる。著書に第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞した『ドッグ・シェルター』(金の星社)などがある。日本児童文学者協会会員、特定非営利活動法人動物愛護社会化推進協会理事

浜田一男[ハマダカズオ]
1958年、千葉県市原市生まれ。東京写真専門学校(現東京ヴィジュアルアーツ)Tokyo Visual Arts卒業。2年間広告専門のスタジオでアシスタント。1984年、独立。1990年、写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。現在、企業広告・PR、出版関係を中心に活動。世界の子ども達の笑顔や日常生活をテーマに撮影している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

71
「被災者の家族であるペットを救うことは、被災者の心を救うことだ」そういう思いからペットの同行避難を認めた矢本一中のお話です。人が生きるのに大変だった時だからこそ、あえてペットの同行避難を認めてくれた千葉校長には頭が下がります。支援についてのあり方や、動物愛護について色々と考えさせられることの多かった1冊でした。未来という名の犬は虐待の末に動物愛護センターで殺処分寸前だったところを救われた犬です。著者の「ただ息をさせておくことが動物愛護ではない」という言葉はホントその通りだなと思いました。★★★★★2013/03/08

ぱお

8
表紙を見て、なんだか目がおかしいなと思った・・・・障害を負った未来。人間の虐待だったなんて・・・・未来の写真を見て涙が止まらなかった。人間の残酷さに目を覆いたくなりながら、こんなことが事実だなんて信じたくなくて心まで覆いながら、それでも最後まで読んだ。読むのがつらい文章や写真があったけど、読んでよかったと思えた本。うちのシバワンコを見たら、愛しくてたまらなかった。2013/02/25

はゆ

4
東日本大震災で被災した中学校と、何らかの支援をしたいと願った著者を繋げたのは、捨て犬未来の幸せな姿でした。遺された人たちの、無念、そこから前向きな気持ちを奮い立たせるには、誰かを救うこと、幸せにしようとすることが1番なんだな。いろいろなことを感じることができる本だった。2015/11/03

︎💓ひかる💓

2
プロローグで涙でグチャグチャです。捨てる生命、拾う生命、消える生命、立直る生命。これは東日本大震災の「命のメッセージ」です。身体に大きなキズを追った一匹の捨て犬の『未来』。犬も家族の一員なんだ!でも、津波にヤラれたのに避難先が海の近くって…。あかん!涙で読めないわ~。イヌ・ネコにとっては毎日が災害いや人災という殺りくです。年間20万頭も処分、殺されています。辛いけど現実。涙でいっぱいでした。2024/02/10

ねぎ

0
津波で小学校も家も失って娘の学校に転校してきた子が何人もいます。まだ寒い中での避難生活は大変だったと思います。ペットは二の次となりそうですが、この校長先生の行動には頭が下がります。2014/07/11

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