出版社内容情報
りんごがひとつおちていた。ヒョイともってくおさると、それを追いかけるみんなとの,ゆかいなカケヒキ。りんごを手にするのはだれ? 最後は思わずホロッとくる?結末が…ふくだすぐるのおくる人気絵本です。 幼児から
内容説明
りんごがひとつおちていた。みんなおなかをすかしているよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
70
りんごがひとつだけ落ちていました。しかも、そこにいたみんながお腹をすかしているのですから、大変なことになるのは想像がつきますよね。それにも関わらず、そのたったひとつのりんごをおさるさんが取って逃げてしまうのです。取られたみんなも黙ってはいません。ライオンさんも、ゾウさんも、キリンさんも、カバさんも、みんな怒って追いかけます。木を登り、崖を上り、川を渡り、そして…。ありきたりな物語で、ありきたりなラストかなと思っていたら、最後にドンデン返しがあるのです。クスッと笑って、ホッとするお話ですね。2013/06/08
めしいらず
50
みんなが食べたいひとつだけのりんごを巡り、独り占めしようとするおさると動物たちとが、追いつ追われつを、だましだまされを繰り広げる。そして予想外のどんでん返しによって物語はそこまでとは違った色合いへと変化する。2020/03/09
annzuhime
43
図書館本。りんごがひとつ。みんなが欲しいけどどうしよう。するとおさるが持って逃げた。みんな怒って追いかける。さぁどうなる?おさるが持って逃げた理由。「ふりをした」みんな「ふりをした」。日本人特有の含みを持たせたグレーな対応。5歳の次女には少し分からなかったみたいだけど、説明してあげると『みんな優しいね!』と理解してくれました。2021/11/15
Kawai Hideki
40
りんごがひとつ。おなかをすかせた動物たち。ゾウ、ライオン、キリン…と、突然サルがりんごを奪って逃げていく。みんな怒って追いかける。さんざんドタバタの追跡劇をやったあげく、最後にサルがりんごを奪った理由が明らかになる。え〜、それだったら最初から言ってくれれば、みんなお腹がすいた状態でドタバタしなくて済んだのになあと思う。一方で、案外、みんな疲れ果てるまでドタバタやったからこその結論なのかなあとも思う。そういうことってよくあると思う。2014/04/20
そら
35
癒される~(≧▽≦)。可愛すぎる。。読み聞かせ候補に認定!2021/07/25