内容説明
入院して、つらいこともあったけど、たのしいことも、たくさんあったよ。病気とたたかう子どもたちへのすてきな贈り物。それは、病棟にくるセラピー犬です。病棟の子どもたちと家族に深く寄り添って撮影した珠玉の写真絵本。
著者等紹介
大塚敦子[オオツカアツコ]
1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務を経て報道写真を撮り始め、パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争を取材。92年以降はアメリカとヨーロッパを舞台に、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆がもたらす癒しなどのテーマに取り組んでいる。エイズとともに生きた女性の記録で98年度「準太陽賞」を受賞、『いのちの贈りもの―犬、猫、小鳥、そして夫へ』(岩波書店)にまとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さく
17
この写真絵本をきっかけに書かれた「犬が来る病院」を先日読んだので、こちらも手に取りました。「犬が来る病院」と同じ写真が載っていたりして、あぁ、この子にまた会えた、とうるっとなりました。2022/10/15
刹那
16
息子ズに読み聞かせ。セラピードッグもかわいかったけれど、それよりも頑張るこども達が印象的。入院とか闘病生活。有り難く息子ズはそれとはかけ離れた生活をすごさせてもらっているので、普通に生活出来ることが、どれだけ幸せな事か、息子ズと話しました。2012/06/14
書の旅人
14
どんな時でも、笑顔を見せてくれる子どもたち。私はこれまで、数えきれないくらい、その笑顔に元気をもらいました。伊那へ移ったものの、塞ぎ込むことの多かった私に、一歩踏み出す勇気をくれたのも、子どもの笑顔でした。そのお返しをしたいから、いえ、お返しというより、もっともっともっと子どもたちの笑顔が見たいから、新天地にて、夢に向かって走ります。そのためにも、良い事も悪い事も、楽しい事も辛い事も、どちらも知らなければ…。2018/09/23
mari
11
うちの犬もセラピー犬にしたいな、と思って読んだ本。柴犬は難しいかな、、。著者の本を色々読んでみたいと思いました。2017/10/20
どあら
11
写真絵本。セラピードッグが、辛い治療をするお子達の為に生きる力を引き出す。月に2回なんて少なすぎるよ。せめて週一で会えるといいのにね。2015/07/19