内容説明
愛と信仰の固いきずなで結ばれた仲間たち、レイフォード、クローイ、バーンズ、そしてバックの4人は、聖書に予言された大患難時代の到来と邪悪な勢力の台頭に備え、トリビュレーション・フォースを結成する。軍備撤廃、通貨統合、世界宗教の設立…かつてない平和の実現に向かうと思われた世界情勢―。しかし絶大な富と権力を手中にした国連事務総長カルパチアは、徐々に邪悪な反キリストとしての本性を現しはじめていた。暗黒の時代を目前に、不安を覚えながらも惹かれあうバックとクローイ。二人の間に新しい恋が芽生えていく…。
著者等紹介
蝉丸[セミマル]
本名、脇元星二。1942年3月16日清武町に生まれる。1970年~1975年宮崎市民俳句大会、山下淳選で度々入賞。氏主宰の「流域」に入会する。1975年~1981年全国口語俳句大会特選受賞。全国俳句大会で加藤楸邨賞受賞。1981年~1984年県北転出に伴い「流域」退会。県民俳句大会、竹内一笑選入賞。1984年~1999年転勤により小林勤務となる。前原東作氏に師事、「形象」へ入会する。「形象」幹事となり同人評等を担当する。東作氏の死により「形象」を退会する。詩、短歌、写真表現等に係わる。個展、グループ展等多数。1999年~2002年夏石番矢氏来宮、「吟遊」に入会。俳号を蝉丸とする。定年退職を機に「吟遊」退会。現在、宮崎現代俳句協会幹事、民俗交流誌「青」、及び「花礁」会員
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