感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプーン
32
ずっしりとした質感の詩集。何遍読んでも読み足りない気すらしてくる。遥か高みからの、かぐわしき陽光。2018/08/15
Arthur.
6
20世紀におけるドイツの最もすぐれた詩人、ライナァ・マリア・リルケの詩集。独和対訳業書、ドイツ語と日本語訳が載っている。一気に読んでしまうには勿体無い本であるので、ひとまず、読了とする。リルケの詩を読むならば独和対訳のものをとずっと考えていた。星野氏の訳も心地好い。あとがきに「初学者を対象、できる限り懇切に」とある。詩も良いものであるし、ドイツ語学習にも最適だ。尚、私が所持しているものは緑のカバーに「R.M RILKE GEDICHTE」とだけ刻印されている。おそらく初版(1960.3.31)。 2014/10/19