- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 臨床医学内科系
- > 脳神経科学・神経内科学
目次
第1章 対象の視覚認知
第2章 視空間認知と行為
第3章 視覚性注意とその障害
第4章 視覚認知と意識
第5章 視覚認知の陽性症状
第6章 高次視覚機能に関わる神経基盤
第7章 高次視覚機能を知るための検査方法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
センケイ (線形)
3
神経心理学というと症例を基にする痛ましいイメージがあり避けてしまっていたが、やはり読んで正解だった。なぜ正解だったかというと、視覚の認識が想像していた以上に個別の機能に分かれているとありありと分かったからだ。1つのまとまりとして認識すること、相貌を認識すること、道具の機能を認識することなどのそれぞれについて、別の専用の処理がなされているらしい。個人的な関心にはなるが、たとえば視覚文化を考えるうえでも、作品がどのように受容されるかについてこうした神経の分業を知って読み解いてみるとまた新たな見方ができそうだ。2018/11/30
huyukawa
0
何度読んでも新しい発見がある。自分が成長していないだけかもしれないけれども。2011/01/03