ソノラマ文庫
D‐白魔山〈上〉―吸血鬼ハンター〈17〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784257770497
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

貴族が入った柩を「都」へ搬送中の飛行体が、シーラ山に不時着した。貴族の名はギルゼン。仲間の貴族でさえその存在を忌み、何重もの鎖を巻いた柩に収めて地底深くに封じたというほどの、悪鬼として名高い貴族だった。柩と貴族の回収を依頼されたDは、吹雪が荒れ狂う山に向かう。同行するのは、Dの意志に反して集まった、男女二人のハンター、女医とその護衛、父親を探す少年の面々。跳梁する妖物や山人を相手しながら、苛烈な山行が開始された。

著者等紹介

菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年「魔界都市“新宿”」でデビュー後、「吸血鬼ハンター」「魔界都市ブルース」「妖摩戦線」「魔界医師メフィスト」シリーズ等を精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お腹ボン!

9
あとがきを先に読んでしまったので、「今回の敵はこれまでとは比べ物にならない程の強敵」とあり、どんだけ凄い戦いになって行くのか心配!今回は、左手が昔人だった事や弱点が寒さだと解った。左手が弱ってると幻覚の罠にはまってしまう?今迄異空間の中で迷わなかったのは左手のお陰?「さすがじゃのう、おぬし」って左手が言ってたから Dの能力だと思ってたのに、なんか腑に落ちない。Dが冗談言うなんて、左手が弱るとDは人間寄りになってしまう?今回の貴族、反エネルギー炉で山をテテテっとお城に造り替えてしまった。すご~い!2017/02/18

はなん

3
始まったD祭り(笑)。あ、れ?Dってこんなに「子ども」に優しかったっけ?と思いつつ、、下巻に行きます。異星人ってシリーズ最初からいたっけ。。あまりに昔で覚えていない…(汗)2010/10/09

ブー

3
”D”17作目の上巻。今回は冬山。今度の貴族は、物語中最大の敵。基本の流れは、いつもの通りで、流れのハンターと仕事の取り合いで最後は徒然となって現場へのパターン。しかし、人面祖が寒さに弱かったのは意外だった。しかし、”D”・・・子供には甘いですね。・・・また、今巻にて、冗談らしきセリフが???さて、下巻は・・・2010/06/11

紫暗

2
D相変わらずの無表情、相変わらずの左手、そして相変わらずの強敵。というとなんだかマンネリに見えますが、この相変わらずの揺らがないキャラクター性とか世界観とかがいいなぁと改めて思いました。突拍子もない世界観の変化がないとわかっていると安心して読めるものです。2011/03/09

00541381

1
ここ数作品、敵強すぎ。あいかわらずかっこいいなぁ。2012/12/12

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