ソノラマ文庫
D‐魔戦抄―吸血鬼ハンター〈15〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784257770145
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

Dがジェネヴェの村に入った直後に戦いははじまった。潜入していた尖兵が吸血蝙蝠を放ち、疑似吸血鬼に率いられた“黒死団”の本隊は村から五〇キロの地点にまで迫っていた。狙いをつけられた村は、老練な村長と新参者の治安官の指揮の下、Dを雇い、流れ者の傭兵も可能な限り動員して、総力戦の態勢を整えようとした。だが、敵は単なる凶悪な無法者集団ではなかった。真に恐るべき敵・疑似吸血鬼が、次第にその牙を剥きはじめたのだ。

著者等紹介

菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年「魔界都市“新宿”」でデビュー後、「吸血鬼ハンター」「魔界都市ブルース」「妖魔戦線」「魔界医師メフィスト」シリーズ等を精力的に執筆。日本推理作家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お腹ボン!

6
Dはその二人を二度見かけた。三度目に会った時はDが雇われた村の治安官。なぁんて、絶対このイケメンと美女の過去とこれからに興味をそそられてしまう運びで、初っ端からDは貴族ならではの病に侵され、その間にも危険な目にあってしまったりでも~目を離せない!今回は、貴族に血を吸われた疑似貴族が相手。ここで前作で気になった神祖がまた関わってきたりで謎が更に深まるし、いい加減ほっといて欲しいんだけど。敵を斃すのも大変なのに、村の中にも意外なスパイもいたり、Dは怪物に咀嚼されたのに復活するし、訳解んないけど面白かった。2017/01/25

ブー

1
”D”15作品目。今回は”D”が、とある2名の男女とのすれ違いから物語が始まり、その数年後、とある村に立ち寄った際に再会し、結局その村を守ることになる”D”・・・”D”って、巻き込まれやすいタイプだと改めて再認識。ただ、物語的には今までの流れから大きく進展することは無かった。次巻は、進展するのだろうか?2010/06/06

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