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内容説明
村の処刑場に仕掛けられた死の罠を打ち破り、輸送隊のメンバーを救出したDは、グレートヘン博士、ゼノン公ローランドと、襲いかかる刺客を続けざまに屠っていく。ここに至って、残りのメンバーでは到底Dを斃せぬと悟ったギャスケル大将軍は、自らが招いた刺客三人の生命と引き換えに、ある貴族の覚醒を図ることを決意した。最大の敵を迎えるDと、共に旅した五人の男女の運命は!?『ダーク・ロード』壮絶な完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
15
ギャスケル将軍たちはとにかく統制がとれてないというのが問題だったと思う。そもギャスケル自身最凶というにはこの巻では終始「自分が復活した意味」にとらわれてしまい、最凶とはこれいかに?な状態に。そして、珍しく最後はきちんと敵を仕留めるかとおもったのだが仕留めそこなうとは…。これも次への伏線なのだろうか?ただ、一風変わった貴族が沢山見れたのは良かったかなというのがこのダーク・ロード全三巻を読んでの感想である。2015/08/27
Hugo Grove
6
Dますますカッコいい。それに少しずつ表情が豊かになっていく。今回は敵が敵らしくなく、貴族達が個性豊かでとても魅力的だった。敵に肩入れしたくなるようなキャラクターを作り出してくれて、ありがとうです。2013/05/21
sibasiba
5
輸送隊の善性が光りとても好感がもてるが、その代わり村の人達の醜さが強調されてる。吸血鬼達の復活した真の理由は丁寧なヒント出しで皆気付いていた通り。しかし今回の敵は並な感じに思っていたら、影の人がすごく印象に残る大活躍。そんなキャラだったのか。あと今回のボスがあんな感じになるとは。2015/01/05
Mak
2
敵の凄さに勝負の結末への期待が高まるのだが結構アッサリで、昔からこうでしたっけ? 単に「どうなろうとも勝つ、主人公だから」的なとも違う、不思議な感心が得られていたようなイメージがあったのですが、 2014/12/25
りんふぁ
1
敵が複数いたけど、呆気なくバタバタ消えてった。全3巻だけど、テンポがよくて一気読み。敵だったけど、レディ・アンは可哀想だった。Dはつれないのぉ。2014/02/02