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内容説明
さらわれたヒュウを敵の手から奪い返せぬまま先を急ぐDの一行に、新たなるヴラドの刺客が襲いかかった。触れたものすべてを液化する黒い水を操る“闇水軍”である。指揮官ガリルが仕掛ける執拗な攻撃を凌ぐうちに、メイと女貴族ミスカとの間には奇妙な連帯感が芽生え、Dとバラージュ男爵の連携も力強さを増す。だが、跡を絶たぬ刺客の波状攻撃の前にクラウハウゼンの村は遠い。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hroko
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吸血鬼を護衛する奇妙な旅の続き... 内部が刳り貫かれた1000mの巨木、巨大な空港と管理用AI、壮大な渓谷など、道中の舞台と刺客の能力を楽しめます。仕掛けを退けながら「神祖」を意識させて、このシリーズ全体の伏線を期待させてくれます。同行する吸血姫に取り付いた謎の「破壊者」、攫われた双子の弟など、不安材料が増えて緊張感もあり飽きさせない内容です。2013/06/16
ブー
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”D”9巻4部作の2巻目。人間の子供が一人貴族に拉致られ・・・”D”が救出に奔走するも失敗。その後も、目的地まで旅は続くが途中で貴族の娘に異変が・・・なかなか、人と貴族の違いが露わになる巻。しかし、飛行場の遺跡での一件は、一体・・・”D”の正体の一部片鱗が・・・無事に、パーティは目的地につけるのか・・・また、「タキ」は、敵か味方か???2010/04/23
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