ソノラマ文庫<br> ラスト・レター - 妖精作戦part 4

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ソノラマ文庫
ラスト・レター - 妖精作戦part 4

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784257767039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ココ

12
妖精作戦、全巻制覇。最後の数ページ、これで終わっちゃうの?って思いながら読んで、そんな……ノブも結希も自らを捨てて榊くんたちを守ったんだ。違う。もう、嫌になってしまったんだ。エスパーというだけで、地球の行く末を預けられ、SCFという国家規模の宇宙軍に追跡され続け。でも、こんなあっけない悲しい虚しい切ない終わりなんてある?探偵や占い師、榊くんたち、これから彼らはどうなるの?青春の1ページになってこの日々は終わる。取り残された私たちは…。ただただ、こんなにすごい物語を残した笹本さんに完敗、です。2019/07/25

亮人

10
有川浩『レインツリーの国』で主人公らが語り合っていた作中作『フェアリーゲーム』の元ネタ。小川一水が学生時代に「こんなラスト無い、なら俺が作家になってやる」と作家になる契機となった作品。…である《妖精作戦》四部作の最終巻。最後の最後まで脱出逃避行でどんなにシリアスになりかけても結局ハチャメチャで楽しい。しかしラスト10頁で超展開…。SF好きとしてはこのビジョン結構好きだが、キャラ小説として読んでいた少年少女たちは唖然だったろう。俺も唖然。『レインツリー』読んだ方は薄々分かるかもしれないがこのラストありなの?2010/12/21

Teruji Shinozaki

3
4冊目読了です。 最終巻ですが、残念です。 冒険活劇としては面白い。 SF風な、お話ですね。 エンディングについては、ビックリしましたが、違和感はないですね。 こんなヒーローとヒロインには、こんなエンディングがお似合いなのでしょう。2012/09/02

syam

3
妖精作戦再出版と聞いて再読。会社の先輩とあのラストはないよなーと話しあったのを思い出しました。10年以上たった今でもなんとかならんのかと思う。2011/10/13

かずさ

2
再読。初読のころから私はこのエンド、ありでした。そこに逃げる手段があるなら。ノブは誘拐されてからずっと受け入れられない現実と戦って寝て逃避していた。ここにいたい。いたら迷惑をかける。行きたくない。榊が一生懸命であればあるほど、ノブは心苦しい。逃げるよな、そりゃぁ。 あれは、愛じゃなくて、壮大な現実逃避と、もう無理と置いていかれた男の子のお話。「レインツリーの国」とはどうしても違う解釈になる。私は逃げたいから。相手を傷つけても、見ないふりをしてしまう。頼って!相談して!と言っても「もういい」としか返せない。2012/09/08

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