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内容説明
港町・横須賀。女子高生の冬月唯佳がよく顔を出す“どぶ板通り”の骨董品店のジャックには、大いに謎めいたところがある。ベトナム帰りの元外人部隊と噂される風貌、がらくたの山の中の精緻なメカ、何よりもめったに店を開かない商売不熱心さ。だが、さすがの唯佳も、ジャックが“笑う大海賊の秘宝”の秘密を握って身を潜める凄腕の宇宙海賊であろうとは、思いもしなかった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亮人
16
創元文庫から先月に復刊したので、初版のソノラマ文庫の積読を引っ張り出してみた。普通の現代の横須賀の女子高生・冬月唯佳がひょんなことから宇宙海賊になっちゃう話。もちろん巻き込んじゃう宇宙船の乗組員は地球人じゃないはずなのだが、ヒューマノイド(というか普通の外人風の外見)なのは御愛嬌。普通の少女が宇宙を冒険するというプロットは胸躍りますな。全二巻の一巻目なので、まだ巻き込まれた地上でのドンパチが多いのだが、宇宙のシーンになると宇宙艦同士の戦闘シーンなど緊迫感があって面白い。攪乱幕、便利すぎw二巻に急ぎます!2015/11/18
カン
3
なんだか懐かしい感じのスぺオペ。2015/05/16
bluemint
2
アッと言う間に読んでしまった。以前同系統の本を読んだが、全く没入できなかった。微妙な差だと思うが、そこに文章力や構成力が影響するんだと思う。やたらギャクを入れると、少し時代が経つだけで読むに耐えないものになってしまう。これはOK。2018/05/15
た〜
1
久しぶりに読んでみた。最近こういうスペオペなかなかないなー2012/04/10