ソノラマ文庫<br> D―昏い夜想曲(ノクターン)

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ソノラマ文庫
D―昏い夜想曲(ノクターン)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784257765868
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

D、3人の戦闘士、そしてライがアニスの村に着いた夜、20年ぶりに貴族の館に灯がともり、伝説の歌が流れ出た。かつて貴族が村人を招き寄せるために作ったという、聴く者の心を捉えて離さぬ魔性の歌が。表題作「D―昏い夜想曲」の他、「D―想秋譜」「D―戦鬼伝」の3作品を収録し、昼と夜二つの世界の狭間を歩むDの孤独な戦いを鮮やかに描く、待望の傑作中編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hroko

1
表題作を含め、3つの短編が収録されています。どの作品も、シリーズの世界観を利用して、細かい説明なしで物語を進めているので、紙幅の割には充実した内容です。各作品のアイデアも独特なものですし、キャラクターもしっかり書かれています。特に、表題作は貴族の特性やDの台詞の多さなど、やや異色でありながら、違和感がない不思議な作品になっていると思います。2013/06/15

kei

0
Dの短編集となる本作。 どんどんDのキャラが崩壊していきますが、感情を滅多に崩さないなんてことはなく、人間社会にも口を出し、普通に良い人感が出てきている。 以降の作品で、当初のキャラを引きずるのか、そろそろ転換するのか…2017/01/22

ブー

0
3短編集。純血種の貴族は出てこないが、相変わらずDは神がかり的に強い。ただ、3短編を通じて人面祖の活躍がほとんどなかったのは残念。個人的には「戦鬼伝」が好い。結局最後は運命に呑み込まれた2人が悲しい。2010/07/17

0
★1/2

yabazo

0
Dの中編集。3つの話に登場するDはこれまでよりも少しだけ「おしゃべり」だと思った。2022/04/30

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