ソノラマ文庫 Ｄ―北海魔行〈上〉

菊地 秀行【著】

朝日ソノラマ（1988/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 248p／高さ 15X11cm
• 商品コード 9784257764335
• NDC分類 913.6

内容説明

一年前の夏、海から貴族が上がって来た夜に浜辺で拾った“珠”は、辺境の最北の漁村に住む姉妹の想像を遙かに超えた価値を持つものらしかった。姉の使いで、珠を売りにウーリンが町に出た時、珠を眼にした者は例外なく、あらゆる手段を用いてそれを奪い取ろうとするのだ。一度は危機を通りがかりのＤに救われたものの、ウーリンはクローネンベルクの町の顔役ギリガンに、珠の由来を問いつめられた挙句、無残に殺されてしまった。死の間際の少女の願いで、Ｄは珠を持って少女の村フローレンスに向かった。壮大なスケールで迫る〈吸血鬼ハンター〉シリーズ最新刊、全２巻で登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いおむ]

既読済みです。

2019/03/20

[洪七公]

既読本

1989/06/16

[yabazo]

シリーズ７作目は上下巻構成で、作者自身あとがきで言っているが、とにかく登場人物が多く話も広がりまくって下巻に続くようです。

2020/12/11

[がんもどき]

D初の上下巻。視線を横に滑らせて読めるので読みやすい。グレンが今一つ特徴がない、Dもどき。確か広げた風呂敷はたたまれたと記憶はしてるのだが、それぞれのキャラクターがどう死んだかはさっぱり忘れてる。思い出しつつ下巻へ。

2020/04/26

[ブー]

”Ｄ”初の上下巻の上巻。今回は北の海のお話。街で殺された女の子の依頼を受けて北の海へ。そこに待ちうける殺し屋五人。また、物語のキーとなる水晶玉を狙う。盗賊と学者。今巻は、意外と謎が多い。

2010/04/19