ソノラマ文庫<br> 旋風(かぜ)の狩猟機

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ソノラマ文庫
旋風(かぜ)の狩猟機

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784257764328
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

年に1度の収穫祭の夜、中原の大砂漠ゴナに近いダマスタ国の小村カロウナを、十数機の操兵が襲った。顔の部分を覆う仮面の裏にはめ込まれた〈聖刻石〉を力の源泉とするこの人工の巨人兵軍団は、破壊と殺戮の限りを尽くした後、何故か村から一人の少女を連れ去っていった。少女の名はリムリア、村のラマス教寺院の管長の養女である。リムリアの幼馴染みで、操兵軍団に唯一人抵抗を試みた見習い僧のフェンは、管長の依頼で少女捜索の旅に出ることになった。父の形見の操兵ヴァシュマールに乗り込んだ野性児フェンは、己の真の使命も、リムリアの素姓も、古びたヴァシュマールが聖刻番号1092“白き操兵”として恐れられる狩猟機であることも知らず、ひたすら未知の世界への旅立ちに胸を躍らせていた。戦雲たなびく中原を白き操兵ヴァシュマールで駆け抜ける、フェンの大活劇。痛快新シリーズ第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

16
所属しているコミュニティで、紹介している方がおり、興味を惹かれて、手に取りました。収穫祭の夜、村を襲撃してきた“操兵”と呼ばれる鉄の巨人。父の形見である操兵・ヴァシュマールで対抗するフェンだったが数には勝てず、幼馴染の少女・リムリアを連れ去られてしまい…というのが導入部分。リムリアを助けるために、村を出たフェンは様々な人と出会っていきます(続く2020/05/05

ねんこさん

3
20年ぶり位の再読。ファンタジーとロボットものの融合作という事で、結構当時としては野心的な物語。今の目で見ると荒い部分もあるけど世界観は好き。2016/03/03

おもち

1
面白かった。この本は一応形の上では再読。だけど正直最初に読んだのが昔過ぎて内容以前に懐古の気持ちが出てきてしまい、純粋に楽しめなかった。タイミングが合えばまた続きを借りてみようと思う。ところでこの本ってジャンル的にラノベと呼んでいいのかそれともSFのほうがふさわしいのか?改めて考えてみると迷うことに気づいた。新たにSFの棚を増やした方がいいのか迷う。2011/01/22

底を割ったビール瓶

0
古本屋さんで見つけた大昔のラノベ。ゼノギアスのオマージュ元と目される作品のひとつ。流石にキャラの言い回しが古めかしいが、三十年近く経った今でも面白さは色あせていないと思う(そして完結もしていない)。ロボットアクションの部分も分かりやすく描かれている。フェンたちのパーティが結成直後にバラけたのはさすがに笑った。巻末の資料集のヴァシュマールの腰にスペアの腕がぶらさがっててほっこりした。2017/11/18

tada

0
なんか再編集された完全版が出ているので、読み直しておきたいところ

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