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内容説明
上条優佳は高校生。幼いころ飛行機事故に遭って奇跡の生還をとげていた。その時、小さな手に握られていた緑色に輝く玉、この玉が少女の運命を変えることになった。ムー大陸崩壊の時、愛する少女を救うために、未来に少女の意識を跳ばした少年。彼は少女と再会するため、幾多の時と地を巡ってきた。そして今、この地球で二人は会える。少年の名は尾角明。だが、この二人の間にたちはだかる獣のような男がいた。氷室烈―「サタン」の支配する世界を創るために、二人の愛を潰すために、阿修羅と化して尾角に闘いを挑む。氷室を操る新興教団〈霊光教〉、尾角を助けるジャーナリスト・鏡六朗。今、魔と聖の壮絶な闘いが始まろうとしている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず吉。
2
勝手に「昔読んでた本を再読しよう」というテーマで読み返した本。十代の頃に読んでいた本を今読み返したら面白いのか?と思って読み返したのだけど、面白かったです。壮大なストーリーがいい。最近ファンタジー物はほとんど読まないので、新鮮でした。天使と悪魔の時代を超えた戦いがどうなっていくのか、覚えているようで覚えてないので、次の巻が楽しみです。2012/10/08
みっくん
1
六道さんの小説を読んで、デビュー作に挑戦。こういう時、図書館って便利♪ ムーとかアトランティスって時代だなぁと懐かしい。一時、流行ったものなぁ。転校生で、名前が「明」で、狼で。おまけに同じ狼のジャーナリスト・・・? 「狼の紋章」かいって突っ込みたくなりました。 ウルフガイシリーズの重みはないけれどね。2017/06/29