先端科学技術シリーズ<br> 位相共役光学

先端科学技術シリーズ
位相共役光学

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784254208030
  • NDC分類 425
  • Cコード C3350

出版社内容情報

位相が反転した新しい光=共役光を作り出し,光の強度以外に空間情報も扱う新しい光学。その基本を概説し将来を展望。〔内容〕歴史/基本概念と性質/共役光発生の基礎理論/4光波混合理論/その他の発生理論/発生実験/発生媒質/応用

【目次】
1. 位相共役光学の歴史
 1.1 位相共役光の発生法
 1.2 位相共役光の応用
2. 位相共役光の基本概念と性質
 2.1 位相共役光の基本概念
 2.2 位相共役光の性質
3. 位相共役光発生の基礎理論
 3.1 概 論
 3.2 光カー媒質での4光波混合
 3.3 光誘起屈折率(フォトリフラクティブ)効果媒質での4光波混合
 3.4 4光波混合と他の現象との関係
4. 4光波混合理論の特論
 4.1 共鳴形4光波混合の半古典理論
 4.2 縮退4光波混合の量子論
 4.3 特殊な機構での4光波混合
 4.4 4光波混合での過渡応答特性
5. 4光波混合以外の位相共役光発生理論
 5.1 3光波混合
 5.2 誘導光散乱
6. 位相共役光発生実験
 6.1 概 論
 6.2 位相共役光発生の基本技術
 6.3 4光波混合実験
 6.4 特殊な機構での4光波混合実験
 6.5 4光波混合での過渡応答特性
 6.6 3光波混合実験
 6.7 誘導光散乱実験
7. 位相共役光発生媒質
 7.1 位相共役光発生媒質に対するガイドライン
 7.2 光非線形分極の起源
 7.3 気 体
 7.4 液体と溶液中の微粒子
 7.5 誘電体
 7.6 半導体
 7.7 非晶質物体
 7.8 有機化合物
8. 位相共役光の応用
 8.1 概 論
 8.2 位相補正作用の応用
 8.3 相互作用の乗算的機能(空間領域)の応用
 8.4 位相シフトの光強度依存性の利用(光双安定)
 8.5 離調特性の利用
 8.6 時間反転性の利用(群遅延等化器)
 8.7 相互作用の乗算的機能(時間領域)の応用
 8.8 量子相関の応用(光スクィーズド状態の発生)
9. 結 び
10. 付 録
 10.1 SI単位系とcgs esu単位系の関係
 10.2 3次の光非線形感受率,電気光学テンソルと結晶の対称性
 10.3 ラグランジアンを用いた位相共役光解析
 10.4 光スクィーズド状態と縮退4光波混合の量子論(補遺)
11. 参考文献
12. 索 引

目次

1 位相共役光学の歴史
2 位相共役光の基本概念と性質
3 位相共役光発生の基礎理論
4 4光波混合理論の特論
5 4光波混合以外の位相共役光発生理論
6 位相共役光発生実験
7 位相共役光発生媒質
8 位相共役光の応用