出版社内容情報
「人を測る」ためのさまざまな技術の基礎と実際を実用性を重視しコンパクトでわかりやすく解説。〔内容〕計測の準備/測定の装置と手順/データの報告/予測と評価/各種手法/作業空間/測定機器の設計・評価/付録:用語解説・人体図解/他
内容説明
本書は、事務用品やそのほかの用品類、家庭用・業務用品類や電化製品、各種の情報処理機器システム、プラント、自動車・船舶・航空機・宇宙船、各種のオフィス、被服や着装品等々、空間的環境や身体に直接・間接に関わる人のフィットネスデザイン等に関係する産業界の基礎的企画検討の具体的手引き書としての役割を担うものでもあることは勿論であるが、人体計測学のこれから進むべき道を示唆しているものでもある。
目次
1 序論
2 計測の企画準備
3 測定のための装置と手順
4 データの報告:統計的要約法とプレゼンテーション
5 予測と推定
6 人体計測応用の各種手法手段
7 作業空間の設計と評価
8 工具類、操作制御コントロール類、要素素子類、機器装置類の設計評価
9 被服デザインとそのフィットテスト
10 要約・結論
著者等紹介
ローバック,J.A.,Jr.[ローバック,J.A.,JR.][Roebuck,John A.,Jr.]
人体計測学とその応用分野、特に航空宇宙システムの分野において国際的に知られたエキスパート。40年以上にわたり航空機と宇宙船の機内のインテリアデザインに関する人間工学的研究と技術設計にかかわる。人体の部位寸法計測と評価のために多くの新たな研究方法、特に関節中心の位置決めとインテリア定寸法を開発。業績には、作業空間設計および航空機操縦席の評価のためのコンピュータ生成人体モデルであるMDHMSの技術仕様の開発があり、この業績で彼とそのチームは優秀な革新的業績に与えられるSilver Eagle賞を受賞している。スペースシャトルの仕事では、乗員のための適切な作業空間設計を確保する身体部位寸予測の設計概念を創始した。カリフォルニア大学バークレー校で機械工学の理学士、同大学ロサンゼルス校でバイオテクノロジーの工学修士を取得
大島正光[オオシママサミツ]
健康科学研究所
大久保堯夫[オオクボタカオ]
日本大学生産工学部管理工学科人間工学教室
江袋林蔵[エブクロリンゾウ]
前足利工業大学工学部経営情報工学科
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