出版社内容情報
生態学と土木工学を結びつけ体系的に論じた初の書。自然と保全に関する生態学の基礎理論,生きものと土木工学との接点における技術的基礎,都市・道路・河川などの具体的事業における工法に関する技術論より構成
内容説明
本書は、道路や河川などの土木工学、都市計画や農村計画などの地域計画学、環境緑化や造園や自然保護などの環境科学の分野において、生きものと生態系を理解し、生きものと共存する関係の構築にかかわろうとする学生のための教科書としてつくられたものである。
目次
生態工学の概要
生きもの
生きものの社会
生きものと環境
生きものと時間
生きものの情報と生態系の評価
インパクトと反応
環境ポテンシャルの評価
システムの計画と設計
生きものと人間の関係
生態ネットワーク
自然環境アセスメントとミティゲーション
著者等紹介
亀山章[カメヤマアキラ]
1943年東京都に生まれる。1968年東京大学農学部卒業。現在、東京農工大学農学部地域生態システム学科・教授。農学博士
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