出版社内容情報
「いかにしてよいモデルを求めるか」データから最良の情報を抽出するための数理的判断基準を示す〔内容〕統計的モデリングの考え方/統計的モデル/情報量規準/一般化情報量規準/ブートストラップ/ベイズ型/さまざまなモデル評価基準/他
内容説明
本書では、情報量規準構成のための基本的な考え方を、理論的な枠組みの中で統一的に整理し、できるだけわかりやすく説明する。さらに、非線形モデリングの手法を中心として、その中でモデルの評価に焦点を当て、最尤法だけでなく様々な方法で構築されたモデルのよさを評価するための基準を導出するための基本的な考え方とその根底にある理論・方法論を、情報量およびベイズ・モデリングの観点から紹介する。
目次
1 統計的モデリングの考え方
2 統計的モデル
3 情報量規準
4 一般化情報量規準GIC
5 ブートストラップ情報量規準
6 ベイズ型情報量規準
7 様々なモデル評価基準
著者等紹介
小西貞則[コニシサダノリ]
1948年岡山県に生まれる。1974年広島大学大学院理学研究科博士課程中退。現在、九州大学大学院数理学研究院教授。理学博士
北川源四郎[キタガワゲンシロウ]
1948年福岡県に生まれる。1974年東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。現在、統計数理研究所所長。理学博士
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