脳の情報表現―ニューロン・ネットワーク・数理モデル

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脳の情報表現―ニューロン・ネットワーク・数理モデル

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254101799
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3040

出版社内容情報

脳の計算理論と生理実験の両分野の基礎概念を統合し,平易に解説した意欲的なテキスト。〔内容〕大脳皮質のダイナミック表現/脳の情報表現への統計的アプローチ/ニューロンと局所回路のダイナミクス/発火タイミングによる情報表現

内容説明

本書の前半では、オーソドックスな発火頻度表現ベースに、実験的知見と統計的な概念をもとにした理論モデルを紹介する。後半では、神経細胞とシナプスのダイナミクスや、脳の局所回路の構造、複数電極記録のデータをベースに、神経スパイクのタイミングが、どのような情報処理に関わっているかをテーマとする。

目次

1 プロローグ(神経細胞による情報表現;ニューロンのダイナミクスと数理モデル ほか)
2 大脳視覚野の情報表現の実際(視覚における脳内表現;一次視覚野の特徴抽出性と刺激文脈依存性 ほか)
3 脳の情報表現への統計的アプローチ(脳内情報表現への情報理論的アプローチ;隠れ状態とマルコフランダム場 ほか)
4 ニューロンと局所回路のダイナミクス(シナプスにおける情報処理;大脳皮質の錐体細胞とガンマ周波数帯のバースト発火―FRBニューロンのモデル ほか)
5 発火タイミングによる情報表現(多細胞同時記録実験の必要性とその実際;多細胞同時記録データの統計解析法 ほか)

著者等紹介

銅谷賢治[ドウヤケンジ]
ATR人間情報科学研究所・主任研究員

伊藤浩之[イトウヒロユキ]
京都産業大学工学部・教授

藤井宏[フジイヒロシ]
京都産業大学工学部・教授

塚田稔[ツカダミノル]
玉川大学工学部・教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ashk

0
期待していた内容とは違った。 やっぱり脳寄りの話が多め。2014/05/03

yuy

0
知り合いの先生に勧められて読んだ1冊。数式の意味を理解することは出来なかったし、ニューロンの話も難しかったが、個人的には計算機シュミレーションが自分の専門に近くて興味深かった。2010/02/09

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