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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
23
積読消化。琉球での武琉と幻之助の運命が奇妙に混ざり合う「霹鬼編」の顛末から、彼ら「鬼(怨身忍者)」を退治する事を依頼された剣豪の視点から事態を捉える「宮本武蔵編」(途中に対する明石れじいなの変ずる「雹鬼編」の挿話つき)の中盤まで。「誤チェスト」「チェストる」等に始まる沖縄弁や薩摩弁の自由過ぎる会話センスでクスリとさせながらも、凄惨を極める残酷描写は健在。七忍が揃う前に一人退場しそうな雰囲気だけど、これは雹鬼を武蔵が受け継ぐ、と言う解釈で良いんだろうか、今巻表紙にもなってる訳だし(以下コメ欄に余談)。2017/11/13
こら
20
相変わらずのスッ飛ばし伝奇アクション、しびれます!チェストが日常でも使いまくれて困ってしまう(笑) 怪物君も出て来て、次巻もこのスピードでチェスト!2017/08/22
うめ
15
げんのすけは相変わらず真面目に思い詰めている。そこがやっぱり痛々しい。そして噂のチェストキター!!!さっしーが出てくることで、世界観が壊れちゃうかとはらはらしたが、全く問題なかった。いつも若先生の力業にはねじ伏せられてしまう。どんどんやって。2018/12/13
緋莢
11
琉球へと逃げてきた豊臣秀頼一行。秀頼を護衛する犬養幻之介は、琉球の猛丸(タケル)と友になります。しかし、秀頼を迎えに来た薩摩から村を守るために猛丸を〝犬”として捕らえた幻之介。那覇へと連れていかれた幻之介は〝ひえもん(生肝)とり”の犠牲に。幻之介が変わり果てた猛丸と対面する場面が切なすぎます。猛丸のひえもんを取ったものと 相打ちとなった幻之介は、バラバラになった猛丸の身体をまとい、混ざり合った鬼となります。2人で1人の鬼、怨身忍者・霹鬼の誕生です(続く2018/09/12
うさみP
10
命、無残。幻之介、タケルの肉を纏い獅子となる。身分に囚われていた悲惨な運命にあった源之助が作品を超えて身分を解き放つ幻之介として活躍する展開は嬉しいな。チェスト関ケ原(ぶち殺せ)・誤チェストという界隈をなで斬りにした衝撃的なパワーワード。武蔵でさっしーw。ギャグマンガのネタの様に要所で軽々と命を散らす薩摩隼人の生き様が色々通り越していて呆然としつつも、その苛烈さの奥にある人生の素朴さに感動してしまう。生も死も全てが安寧なのだな。舞台は鹿児島に移ったけど、位置的には幻之介と合流するのかな。2017/08/20