感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キーツ(Nob Arakawa)
6
タイムトラベル物としては21世紀にしてみればオーソドックスではあるもの、当時はまだ小松左京「果てしなき流れの果てに」が国内におけるバイブル的存在だった時代のオマージュとして描かれた作品としては名作に値する。そしてまた、たがみ節がそこかしこで炸裂するのがまたイイ。永遠に繰り返される時間ループに何故こうもときめくのか自分でも不思議だ。2013/04/07
本夜見
6
久しぶりの再読。繰り返す時の流れの輪は いつか断ち切れるんだろうか…と 毎回読後は少し切ない。2012/11/06
touya108
3
古本屋で見つけました。30年来の再読です。これが30年前の話とは・・・名作だと思います。 タイムトラベル系のSFに興味のある方は読んでみてはどうでしょうか。2015/06/09
Elm
1
K.U.2017/09/04
palehorse82
1
一気読み。オチの駆け足感も全然許せる労作。人物関係はかなり入り組んでるが、再読するたびに発見し、理解が進むような、読み手が作者から挑戦されているような。それとやっぱり、台詞回し。ひとりの作者が描くゆえ、全キャラが作者を投影した話し方になってはしまうものの、場面展開の巧みさも含めて良い味となっている。2013/10/30