感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
58
殺人兵器を平和目的に使おうとする展開が出てきて、より手塚治虫的な漫画らしさが出てくる。また燈台鬼に自我や正義感が芽生えかけたり、ロボットをテーマにし深堀りした作品に、なっていきそうな予感があった。現代的なロボットと戦ったり、日本に上陸して暴れまくったり見せ場も作ろうとしている。終盤、出てくる総理大臣は中曽根康弘がモデルなんかね?超能力者同士の駆け引きになって、作品は完結。バタバタと終わってしまうので余韻がないし、ロボットテーマが発展しなかったのは、かなり惜しい気がする。強大な力を畏れる感じは伝わったけど。2020/10/15
fumikaze
4
漫画「ゴブリン公爵 第2巻」念力で操る燈台鬼がこの巻では人助けに活躍する。しかし外見が恐ろしいために人々から信用されず逆に攻撃されてしまうのは....。やはり無知な人にわかって貰うのは中々難しい。最後に燈台鬼は念力者と共に死んでしまうが、又形を変えていつか復帰するような気がする。だって、地球上の争いはいつまでも無くならないのだから。手塚治虫は戦争をやめようということを色々な作品を通じて言いたかったのだろうなぁ。2015/11/10
Tad Aob
1
面白い。漫画喫茶とかで気楽に読めればなおいいな。2012/06/18