出版社内容情報
第5巻 誕生編 PART-1
平和のために命を賭けて戦う9人のサイボーグ戦士たち。彼らは誰にどのようにして集められ、そして何のために改造されてしまったのか…。
「プロローグ」「死の商人」「サイボーグ研究所」「黒い狩人(ブラックハンター)」「00ナンバーはモルモット」「009誕生」「叛乱」「10000対10の戦斗」「脱出・そしてふたたび…」「暗殺者たち」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
43
映画化記念に久し振りに再読。5巻にしてようやくサイボーグ戦士達の誕生が描かれる。002の加速能力は初期設定ではマッハ5もあったんだね。個々人の能力もさることながら、個性も際立っていて、やはり少年漫画の金字塔と言わざるを得ないと思う。★★★★☆2016/12/10
Die-Go
31
『誕生編』にして、既にこの物語の骨子はできている。 それは戦争へのアンチテーゼだ。戦いのために作られたサイボーグ達。しかし、彼らは本当はそんなものは望んでいない。人間ではなくされてしまったその体を愛すべきなのか憎むべきなのか。悲しみが漂う。★★★★★ 2022/06/14
白義
12
九人も主役級の戦士がいるのに誰も埋もれず、しかも目まぐるしく移り変わる状況で間延びさせないテンポが大人数バトルのお手本のような描きかた。ブラックゴースト団の世界に戦争を起こし戦争経済を維持するための組織という設定も冷戦という背景を考えるとあまりに絶妙であり、混血児やインディアンを配し現実世界の影も書き込むヒーロー設定、サイボーグ戦士同士の悲しい戦いと前半からカッコいいカッコいい&カッコいいの大盤振る舞い。仮面ライダーにも通じる、悪の力を正義に使うという安定の構図が痺れざるを得ない2015/02/13
カキ@persicape
9
001はスヤスヤ寝てお留守番なバブバブしてるイメージしかなかったからマジボスの貫禄で驚き(笑)みんなやられちゃってるよぉとギャン泣きしてる006に「ナイテルバアイジャナイヨ」って冷静に叱咤とか強いww人使い荒いしww体は赤ちゃん頭脳は天才の説得力wwあとジェットの登場シーンがウェストサイド物語まんまで好きだから嬉しい♪圧倒的な強さは正義なのに正反対の理由で生み出されその体を持て余しこれからどう生きていくのか模索する。深い。仮面ライダーも生まれるわけだ。概要しか知らないから仮面ライダーも興味がわいて困る。2016/10/01
ほしけも
9
やっと誕生編。というか本来の1巻。このテンポの良さ。カッコ良さ6、哀しさ4くらいの丁度いい展開。やっぱりここから観ないと。2014/04/12