ホラーコミックススペシャル 吸血姫美夕 〈７〉

垣野内成美

秋田書店（2000/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 206p／高さ 19cm
• 商品コード 9784253126847
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[suzuki-takefumi]

冷羽はじめ、様々なキャラクターの再登場する「喜綺」は読んでいて楽しい。見返しによれば今後共闘することになるらしい。ホラーサスペンスの短編にバトルな中編と、美夕シリーズの二つの特徴が併存している巻だ。

2009/10/05

[Fumitaka]

森の妖精の話。やはり美夕は容赦なく人も狩る。やはりその辺は「ヒーロー」ではないが、しかし人ではないものとはそういうものかもしれない。ガングロ娘の話。いや案外根は変わってなかったかもしれませんよ。現実を受け止めきれなかったのはお父さんの弱さだったかもしれない。だから美夕は最後に夢を見せたのだろうか。喜綺。金網の上から夜の街を見下ろす美夕が美しい。冷羽に珍しく美夕が最初から反抗しているが、反抗された冷羽の方は最後に助けに来てくれる。ヒソカが言った「言い返さないとフラグが立たない」という奴だろうか。

2022/12/18