プリンセスコミックス エロイカより愛をこめて 〈２９〉

青池保子

秋田書店（2003/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 204p
• 商品コード 9784253074803
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瑪瑙（サードニックス)]

ジェイムズ君の為に盗んだ宝剣が大鴉にとって大切な物だったことから、否応なしに巻き込まれていく伯爵。大鴉にしたがっているトルコの若者たち、少佐、ミーシャが伯爵を追いかける。しかしー。やっぱりジェイムズ君はジェイムズ君ですね。

2023/10/02

[aisu]

「ビザンチン迷路」中編。伯爵はビザンチンのイコンを闇ルートで入手しようとするが、偶然居合わせた少佐に密売人がビビって失敗する(28巻)。少佐に教えられ、サンタの島へ日本人が発掘中のモザイクを見に行く…。一方で、ジェイムズ君の為にある宝剣を盗み出すが、それをミーシャと少佐、元KGBとその手伝いをしているトルコ人の青年達が追っているのでややこしいことに。

2024/02/22

[みなみ]

伯爵の視線イヤさに、トルコ風呂にワイシャツ着用で入る少佐。相当無理があります。お疲れ様。

2015/10/31

[枯伍]

「ビザンチン迷路」part2。元KGB・大鴉の残したものを追う少佐とミーシャ。怪しい宝剣はすでに伯爵に盗まれていて何も知らない伯爵は二人に追い掛け回される羽目に。ジェイムズ君によって転売された宝剣を追ってトルコをあちこち駆け巡る。B曰く「タコとワカメが水中格闘」なミーシャと少佐や、ハマムへ伯爵避けにワイシャツ着て入る少佐が面白い。大鴉に協力するトルコ人青年たちの不審な動きにも注目。

2018/03/20

[つったん]

『ビザンチン迷路』は元KGB”大鴉”と彼が隠した爆薬を捜索するミーシャと少佐、ビザンチン美術を求めていたはずが二人に追いかけられる羽目になる伯爵の三つ巴戦。トルコはいつか行ってみたいので彼らの足跡を追いながらも楽しそう♪ 絨毯屋兄弟の有能さに対抗意識を燃やすA君の報われなさが笑えます。

2012/11/21