出版社内容情報
めざめて見る光景。光が射し込む。手をくすぐるのはアリ。犬と楽しくふれあう。夕暮れはさみしい。夜にねむり、もうひとりの自分が目をさます。夢を見ているのは誰? 星はいつからまたたいている? 宇宙は誰がつくった……? 感覚や気持ちなどの現実から、夢や超現実へのうつろいを、光、星、物質、現象、命の粒を重ねて幻想的に描き出す。「意識のめざめ」をテーマに、この世界とは何なのかという、永遠の謎を問いかける一冊。
阿部海太[アベカイタ]
著・文・その他
内容説明
あなたはだあれ?ほしはうちゅうはいつめざめた?光や命の粒を重ねて、この世界の永遠の謎を描く!いまここに生きているふしぎを考える絵本。
著者等紹介
阿部海太[アベカイタ]
1986年、埼玉県生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業後、ドイツ、メキシコに渡る。2011年から、東京にて絵画や絵本の制作を開始。本作りから販売までを行うアーティストとデザイナーによる本のインディペンデント・レーベル「Kite」を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
87
朝起きて目覚める。まぶしい、あったかい、つめたい、くすぐったい、きもちいい、犬と一緒のこの世界。夜が来てまた眠る。夢で目覚めるもう一人のわたし。星が目覚め、宇宙が目覚めた、それはいつ?最初に目覚めたのは、だあれ?暗闇の中に光が見える絵から始まり、この世界は黄色いまぶしい光で包まれ、最後に宇宙の中心は瞳のように目覚めてる。この世界のめざめを感じさせるような、朝のめざめ。2021/06/23
momogaga
44
【大人こそ絵本】私設ライブラリー。再生のものがたりとして読みました。要再読。 2023/11/21
ちえ
35
感覚、命の目覚め、自我の目覚め。一度読んで、少し距離を離して再度読む。昔していた読み聞かせを思い出す。2023/07/12
ゆか
25
pen 泣ける絵本 で阿部海太さんを知り読んでみようと思いました。色の組み合わせ方は長新太さんを連想させます。また、印象派的でもあります。子供がこれをどうとらえるか知りたいです。2019/07/01
魚京童!
17
これすごいいい!最高だと思う。結局言葉にできてないけど。2018/01/14