YA dark<br> ゴーストアビー

YA dark
ゴーストアビー

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784251066619
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

この館には何かいる。戦慄のゴシックホラー。いわく付きの元修道院に移り住んだマギーとその家族。ある日、闇からの歌声に誘われて、マギーは恐ろしいものを見てしまいます…。

著者等紹介

ウェストール,ロバート[ウェストール,ロバート][Westall,Robert]
1929年、イギリス生まれ。イギリスのダラム大学、ロンドン大学スレード美術専門学校に学び、卒業後美術教師となる。教師として勤めるかたわら、ジャーナリストとして活動する。1985年、執筆活動に専念するために教師を辞める。カーネギー賞やガーディアン賞など、数々の文学賞を受賞。1993年没

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山県生まれ。法政大学教授・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

76
YA ホラーかな一応。 ウェストール作品に出てくる大人は癖が強い人ばっかりだな。 第2次大戦後すぐぐらいの話か?あ、違った。”ゴーストバスターズ”の再上映見たって書いてあったっけ。 アビーというのは元修道院だった建物だそうですよ(ダウントンアビーもか?) ピューリタン革命の実演してるシールド・ノットという団体があるイギリス自体が変わってるのか(そこが好き) 割と面白かった2022/10/30

☆よいこ

75
児童書。YA。母親が亡くなり意気消沈の父親は頼りにならず、双子の弟たちは問題行動ばかり。12歳のマギーは家事をこなしなんとか家族を支えていた。父の元に、古い修道院(アビー)の修理依頼がきた。住み込みで古いアビーを修理することになる。ミズ・マクファーレンはアビーを修理し、学校をつくることを希望しているが資金難で厳しい。マギーは、アビーの中で不気味な影を目撃し怪しい歌声を聞く。アビーはマギーたちを操ろうとしているのか?不安になったマギーは家族を守ろうと奮闘する▽行儀の悪い人間にイライラさせられる。2009年刊2022/12/06

かりさ

44
朽ちかけた元修道院(アビー)再生のため、移り住んだ少女マギーと家族。17世紀に建てられたという古い館で次々起きる怪異。不思議な現象はアビーの意思なのか。ウェストールの子供が抱える仄暗さを描く巧みさに、読む事にどんどん惹かれます。マギーの健気な想いと、アビーの願いが重なった時…家族の再生や希望の光に繋がる物語です。2021/02/07

小夜風

30
【図書館】面白かった♪今まで読んできたロバート・ウェストールの他の作品のような重苦しさはなく、もちろん怖いんだけど、明るくて笑える感じの怖さでした。ウェストールには珍しく女の子が主人公だからかな?老朽化の激しい修道院(アビー)を住み込みで修復することになったマギー一家。そのアビーでマギーは不思議なことを経験します。ただ脅かすだけのホラーじゃなく、マギーの心理が丁寧に書かれているから、感情移入しやすくて読みやすかったです。やっぱりウェストールは面白い!オススメ♪2014/07/07

あたびー

27
#日本怪奇幻想読者クラブ 図YA 母を亡くした一家。ぼんやりしてしまった一級建築士の父と、猛獣みたいな双子、そして家事に長けた主人公の少女マギー。父の旧友から古いアビー(修道院を改装した邸宅)の修理の仕事が舞い込み、一家は夏をそこで過ごすことに。そこには持主である風変わりな女性ミズ・マクファーレンが一人で暮らしていた。自信を無くしていた父が仕事をこなしてだんだん立ち直っていくのをうれしく思うマギー。だがアビーは奇妙なやり方でマギーにコンタクトを取ってくる…2020/07/17

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