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出版社内容情報
伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の神は、天の浮橋に立って、目の前にただようものの中に矛をさしこんで、かきまわし、陸地をつくりました。
5歳から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
109
舟崎さんの文章と赤羽さんの絵が非常に軽い感じでイメージされています。本当はイザナギ、イザナミの話は結構怖い感じがするのですがこの絵本ではゆったりした感じを出してくれています。全6巻の話で楽しめそうです。図書館から全冊借りて読もうと思っています。2019/03/19
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
58
神の国――高天の原を治める天之御中主(あまのみなかぬし)はイザナギ・イザナミに国造りを命じました。【神話の時代】が幕を明けます。太い柱の周りを反対側から回り、お互いを称えあう。それが世で初めての結婚式の風景。契りを結んだ二人は35人の神を生み、イザナミは黄泉に旅立ちます。後を追うイザナギ。しかし二人を待っていたのは、誓いを守れず憎しみ合う運命。一人になったイザナギの目から美しい3柱の神々―アマテラス、ツクヨミ、スサノオ―が生まれます。国際アンデルセン賞受賞の画家赤羽末吉さんと舟橋克彦さんの力作。全6巻。2014/10/24
NAO
51
『古事記』の神話を分かりやすい絵本にした6巻シリーズの1巻。高天の原を治める天之御中主(あまのみなかぬし)が伊邪那岐命と伊邪那美命に国作りを命じるところから、天照大御神、月読神、須佐之男命が生まれるまで。絵本なのでかなり内容がカットされてはいるが、無理のないまとめ方になっていると思う。絵は、斬新すぎず、ごちゃごちゃしていないところが好きだ。2017/01/19
ちえ
40
半年前、帰省先の図書館で二巻目以降を読んでいて、やっと一巻目を読めた。実はこの巻が最後に描かれ『日本の神話』を完成できたとのこと。赤羽さんの絵は素晴らしい。そして絵に対する姿勢…「絵本の絵は文の字面だけ描くべきではない。…絵は文の言わんとする内容を掘り下げて、それを絵画的にイメージアップさせて、そのドラマの心を読者に訴えるものでなくてはならない…」リクエストで届いたけど、所蔵図書館が思いの外近いから、今度はそちらから再度借りて読みたい。いや、思いきって自宅本にしたい…。2020/04/12
gtn
38
天之御中主の神が伊耶那岐と伊耶那美に国づくりを任せた後、二人は結ばれ、「やがて"すこやかな"子らをさずかった」とある。第一子「ヒルコ」のことについては、あえて触れられていない。2023/07/25