あかねせかいの本<br> おじいちゃんだいすき

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あかねせかいの本
おじいちゃんだいすき

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  • サイズ キガイ判/ページ数 1冊/高さ 28cm
  • 商品コード 9784251005106
  • NDC分類 E

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みさどん

12
一人ぼっちになったおじいちゃんは都会にやってきても元気がなくなる。心の内は全く描かれていないけれど、ぼくの見つめるおじいちゃんの姿や行動から、その思いや様子がわかる。子どもにはわからないだろうし、こんなに思ってくれる孫はなかなかいないと寂しくなる。お年寄りって自分たちの未来の姿なのにな。つくづく大事にしなければって思う。けれど、自分の父にそんなに優しい眼差しは向けられないんだよな・・。過疎化する田舎でもそこがいいって暮らすお年寄りの心の内を見せられたみたい。2018/06/03

遠い日

11
おばあちゃんを亡くして、ひとりになったおじいちゃん。しばらく都会のぼくの家でゆっくりしてもらうことになる。年取ったおじいちゃんは、ぼくからすれば、「おかしな」ことがいっぱい。でもおじいちゃんには、都会の暮らしはしんどかったみたいだ。自分らしい暮らしをするために田舎に帰っていったおじいちゃん。自分の人生を自分らしく生きようと決めたおじいちゃんの心中は、きっと寂しさと満足感が半々。2018/06/01

いっちゃん

7
切なくなるけど、お互いを思い合ってはいるし、町中に住む息子世帯と、田舎が合ってるおじいちゃんには、仕方がないことかも。良い本だった。2016/09/18

ヒラP@ehon.gohon

7
おばあちゃんが死んで独り暮らしになったおじいちゃん。 そのおじいちゃんを我が家によんだらどうなるのだろう。 夫婦にとっては、父親であり義理の父親であり。 そんな関係と、住み慣れない街でのおじいちゃんの生活。 現実感が有りすぎて、考え込んでしまいました。 おじいちゃんにとっては、居心地の良い場所ではなかったようで、住み慣れた家に帰って行きます。 物語の前後に、おじいちゃんとおばあちゃんが一緒だった時の暮らしと、我が家から帰った後の独り暮らしが描かれています。 穏やかな独り暮らしが続けば良いと思いました。 2013/05/28

おはなし会 芽ぶっく 

3
第31回青少年読書感想文コンクール課題図書 低学年 定例会にて『100歳までに読みたい100の絵本 木村民子著 亜紀書房』を共有。大人向けおはなし会や高齢者向けおはなし会で読む、というよりまずは自分たちの中でこの本に書かれた本を消化しよう、しっかりと消化した上でおはなし会の選書リストに入れなければ、曲がって伝わってしまうものもあるので(人生の終わり方など)。覚書としてテーマに沿ってまとまておきます。【人生をふりかえって~家族~思い出を紡ぐ場所】2019/06/01

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