烽(とぶひ)の道―古代国家の通信システム

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烽(とぶひ)の道―古代国家の通信システム

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250970429
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

内容説明

鬼怒川を臨む段丘から出土した墨書土器。土器の底面に記された「烽家」の意味するものはなにか?『軍防令』が定めた古代国家の軍事通信網の実態に解明のメスが、いま入れられた。高速軍事通信・のろしの歴史。弥生時代から幕末まで。

目次

はじめに―烽遺跡発見の意義
シンポジウム 古代国家とのろし(シンポジウム開催にあたって;シンポジウムに至るまでの経過;飛山城跡発掘調査概要―古代烽跡を中心に ほか)
最古の「のろし」、最後の「のろし」
中世・近世に使われた「のろし」
烽家の文字と墨書土器
古代出雲国の烽
古代道と烽
瀬戸内海の交通路と「のろし」
甲斐・武田の「のろし」
黒船・狼煙・狼糞