出版社内容情報
宇宙暦8世紀末──銀河帝国と自由惑星同盟とに分かれて長い抗争をくりひろげてきた人類の歴史は、ふたりの英雄の出現によって大きな転機を迎えようとしていた。帝国軍の若き天才・ラインハルト。そして同盟軍の不敗の将ヤン・ウェンリー。両者の対決の行方は……!? 男たちの熱き戦いを描く壮大なスペースロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
30
2017年303冊め。再読。イゼルローン組が好きすぎる。戦争に対する考え方で、いろいろな解釈があることを教えてくれる巻。 2017/08/21
くたくた
22
再読企画《銀英伝》準備体操。ビッテンフェルトを叱責するラインハルト、それをいさめるキルヒアイス。この二人のやり取りも痛いところを突かれて悔しそうな子供っぽいラインハルトの表情も、ぼちぼち見納めかと思うと悲しい。エルウィン・ヨーゼフが皇帝に擁立され、ラインハルトは新皇帝の軍事的守護者としての地歩を固める。辺境に飛ばされるというのに奥方の先見の明で単身赴任するキャゼルヌ先輩。イゼルローン駐留艦隊通称ヤン艦隊結成。捕虜交換式でキルヒアイス旗艦バルバロッサがイゼルローンに入港する。そして動乱と波乱の予感。
ヤギ郎
6
道原かつみ版コミックス『銀河英雄伝説』第5巻。ユリアンがイゼルローン要塞へやって来る。2019/10/28
ikedama99
3
自宅で立ち読み! 小説版を読みたくなる。2018/09/14
まるてぃん
3
ヤンファミリー万歳な内容の第5巻。見所がいっぱいすぎて困る。官舎でキャンプするヤン親子とか、イゼルローンの新年パーティーとか、キルヒアイスとヤンの捕虜交換式とか、おいしいところが詰まりすぎ。アニメではヤンとジェシカが微妙な関係だったのに対して、漫画ではフレデリカとヤンがこの時点ですでにいい感じ。ユリアンは漫画版がいちばん好きかもしれない。幼さの抜けてない感じがいい。ムライはやっぱりいい人だ。ムライ&パトリチェフ&ヤンの螺旋迷宮コンビ好き。この巻でヒルダが初登場なのに、なんだかめっきり影が薄くなっている。2012/01/06