徳間デュアル文庫<br> とくまでやる

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徳間デュアル文庫
とくまでやる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784199051487
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

夏休み開けの2学期早々、フレアとクレア、双子の姉妹の通う名門女子高・聖光女学院の生徒が連続で自殺した。その週末、近くのビデオ屋で働く出有特馬の周囲でも、不可解な連続自殺がスタートする。毎日、必ず1人ずつ自殺する。この異常な事件は、本当に自殺連鎖なのか、それとも連続殺人か?特馬は、相棒の山本新悟や双子姉妹と事件の真相を探るが…。デュアル文庫に参上!大説家・清涼院流水が贈る「生誕30周年」メモリアル文章。ページをめくるたびに事件がカウントされる、衝撃のノン・ストップ・ミステリー。

著者等紹介

清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年8月9日生まれ。大説家。平成8年、『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞してデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビスコ

4
清涼院流水という作家が、如何に型破りかは知識として知ってはいた。が、その型破りな本を読むのは初めてなので、それなりに緊張はした。「毎日一人づつ自殺(?)してゆく」という展開はやはり型破り(JDCほどではないのだろうが)。(※流水作品にしては)薄かったことや、見開き1ページで一日経過というテンポのよさもあり、無茶な設定の割にサクサク読める。結末は超展開な気もするが、「あの」流水大説からしたらまだ大人しいのだろう。ラブコメ要素もあるので、そちらでも楽しめる。最後に書かれる、作者の自殺への考えが、意外と真面目。2014/04/01

秋庭誠

4
☆5 うーん…。自分、ブックライブ(電子書籍)の方で買ったんだけど、絵が小さい…。小学館と同じ。肝心の内容、毎日誰かが自殺する―――っていうのも一応理由はあるっちゃあるし、僕自信納得はしたのですが、なんだかなぁって感じ。イラスト買いは危ない、やめとけ。2013/05/25

tachibana

2
「コズミックの縮小再生産」という感想がすごくしっくりきた.2018/04/16

清澄

2
2ページで1日を終わらせていくという手法は面白いとは思うしすごいとも思った。ただまあ詰め込みすぎなのかなあ……と。面白いんだけどこれをやる事で作品全体のレベルは落ちてしまった感じが……2011/01/04

宗蓮

1
清涼院流水は大説家です。ご存知の方にはそういう事です、と。そうでない方に勧めるとすれば、フッとエアポケット的に読みたいモノがない時にでもどうぞ。普段の大説さが分かるかもしれません。(注 コレは文Showです2023/03/02

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