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内容説明
狂風吹きすさぶ地上にあって、神木“七星樹”に守護される最後の人都。その周辺部に跳梁する人外の魔物と半人半怪の超忍者“虫忍”たちとの戦いは、あたかも黒白の毒蛇が互いの尾を喰らうが如く、永遠に決着することはない。そして、魔物であり虫忍でもある境界の存在としてかつての同胞に追われるくノ一、“辻疾風”の阿音―復讐の刃を心中に秘め、友の仇たる最強の虫忍“夜刀神”縁隈の足跡を追う、少女抜け忍の運命や如何に。気鋭のイラストレーター・前嶋重機の描き出す世界を鬼才・古橋秀之の言霊が疾走するサイバー忍法帖、ここに見参。
著者等紹介
古橋秀之［フルハシヒデユキ］
１９７１年生まれ、神奈川県出身。１９９５年、「ブラックロッド」で、第２回電撃ゲーム小説大賞大賞を受賞
前嶋重機［マエシマシゲキ］
イラストレーター。漫画家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りべちん⊿ ￨⁴⁶
1
★★★☆☆ もうちょい尺が欲しかった気もしますが、アクションシーンの一部をイラストでいい具合に表現出来ていて、コンセプトがうまく嵌ってるんじゃないかなー、と。独特の世界観を持つ今どきのラノベにはないサイバーパンクで、雰囲気も楽しめました。しかし、短すぎるよこれ……。2012/07/02
モイモイ
1
読んで納得。まごうことなき古橋さんの作品ですね。こういうサイバーパンクというかスチームパンク的な世界観を書かせると本当に巧いなぁ～。元々、イラストを描かれている前嶋さんがコミック用に用意していた作品を小説として再構成したらしくイラストも多く、小気味いい文章と相まってあっという間に読み終わりました。古橋さんの作品が好きなら絶対買い！です。欲を言えばもう少しボリュームがあると良かったかも。。。2012/06/14
フタ
1
再読。結構好きなんだけどなあ。
九十九式
0
ストーリーが壮大なのにそれに合った尺がないためちょっと残念な感じ。世界観、設定、キャラの基本造形はやっぱり大好きだし神がかってる。なので最後の頁で「えっ！？ここで！？」って叫ぶのもうやめたい……2016/10/26
かんがる
0
これは・・・・いまいちだった サムライレンズマンの後に読んだこれにはがっかり来た・・・・ 何かがしっくりこなかった
