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内容説明
姪の多夢への贈り物として、白川周一郎がプレゼントに購入した地球儀、それは異世界への門だった。その秘密を知る連中に命を狙われた周一郎と多夢は、地球儀が作る門をくぐり、異世界に来てしまう。そこでは、摂政としてカラトヴァ王国の権力を手中におさめた野心家の男グントラムに、東の大国パドラオンが新たな戦いを挑もうとしていた。権謀術数が渦巻く戦乱の異世界で、周一郎と多夢の命運は？田中芳樹が贈る異世界冒険譚、新進作家・一条理希とのコラボレーションで、待望の書き下ろし最新作登場。
著者等紹介
田中芳樹［タナカヨシキ］
１９５２年１０月２２日、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。１９７８年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。１９８８年「銀河英雄伝説」にて第１９回星雲賞受賞
一条理希［イチジョウリキ］
１９９４年「パラノイア７」で、第３回集英社ファンタジーロマン大賞佳作入選。同年同作でデビュー。新潟県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
遥かに進んだ文明からきたとしても，使っているものに対するすべての知識があるわけではない．限られた道具の中では，出来る事とできないことがある．その中の出来ることを増やしていくことで，異世界であっても地位を得ることが可能となる．2010/11/01
もだんたいむす
1
続刊はないだろうなー。2013/10/17
しんた
1
オモシロくなってきたんだけど、続巻が出るころには内容忘れているんだろうな・・・2012/06/30
二分五厘
0
2004.3.27
Humbaba
0
例え知識を持っていたとしても、それを生かせる環境になければ効果はない。信用が得られている状況であれば多少失敗したり時間がかかったりしても大目に見てもらえる可能性が高いが、最初は信用を勝ち取らなければいけないのでそう言ってられない。完全に同じことはできなくても、本質さえ知っていれば応用が可能となる。2016/03/20
