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徳間デュアル文庫
銀河英雄伝説外伝〈5〉ユリアンのイゼルローン日記(下)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 173p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784199051135
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

あざやかな赤い髪、黒と銀の軍服に包まれた長身。捕虜交換式の帝国軍代表としてイゼルローン要塞に現れたのは、ローエングラム侯ラインハルトの腹心キルヒアイス上級大将だった。同盟側の代表ヤン・ウェンリーは、はなやかな式典の裏に隠されたローエングラム侯の思惑を察知する。同盟にせまる危機を未然に防ぐべく、ユリアンたちを連れて首都ハイネセンへと向かうヤン。しかしその航路には、思わぬ事件が待ちうけていた。

著者等紹介

田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年10月22日、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。1988年「銀河英雄伝説」にて第19回星雲賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

31
本伝はかなり厳しいから、余計に穏やかな日々を愛しく感じます。 木漏れ日のような暖かい思い出に涙。2017/12/22

みや

29
下巻は捕虜交換のためにイゼルローンとハイネセンを往復する物語。ユリアンのまったりとした口調だからなのか、命にかかわる大事件でも緊迫感や迫力は感じない。非常に地味な巻だが、その分ポプラン劇場がお見事だった。悪魔であり、きらきら星の住人であるポプラン、大好きだ。根っから陽気で、ユーモアがあって、適度に適当で、やるべき仕事はきちんとやって、完璧じゃないからこその愛嬌があって、かっこよくて、普段は笑いや毒舌に隠されている芯の部分を稀に見せられると突然に「男」を感じて、ときめく。同盟側の人達の魅力を存分に味わえた。2019/03/16

作楽

13
再読。どうしてこんなに好きなんだろう・・・・。2016/02/26

扉のこちら側

11
再読。2010/01/22

浮草

7
年始にテレビで見た銀河英雄伝説アニメでキルヒアイスがユリアンに話しかけるシーンがあって、本編では触れられていなかったから不思議に思っていたけど、外伝の話でしたか。2022/03/20

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