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内容説明
彼らにはもう、戦う道しか残っていないのか。真那と泰冥―人々を喰らう鬼どもを、共に憎んでいたはずの二人の男。しかし、旅路の果てに再会した彼らは、互いを敵とする立場とかわっていた!すべての鬼を倒すために人であることを捨てた、最後の『鬼童』真那。世が人の平穏に生きられる場所になることを望みながらも、九十九度の転生を繰り返す間に、冷酷な為政者となっていた『帝』泰冥。大地を統べる神の目前で交錯する、ふたつの命を見つめるのは、いつしか娘の姿にまで成長した、謎の少女あけびであった…。書き下ろしジャパネスク・ファンタジー、完結篇。
著者等紹介
一条理希[イチジョウリキ]
1994年「パラノイア7」で、第3回集英社ファンタジーロマン大賞佳作入選。同年同作でデビュー。新潟県在住
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