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内容説明
宇宙暦799年―ついに銀河帝国の玉座へとのぼりつめたラインハルトだが、いまだ宇宙には平穏は訪れていなかった。即位の後、キュンメル男爵邸において彼を襲った刺客。それは“地球教団”がたくらんだ陰謀だった。ラインハルトは首謀者への制裁を決意する。一方、軍を退いたヤン・ウェンリーは、かつての副官フレデリカとの結婚をはたしていた。しかし、軍事的英雄であるヤンの存在を、帝国は危険視していた。そんななか、地球へと旅立つユリアン…。歴史の歯車が再び動きだそうとしていた。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年10月22日熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。’78年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。’88年「銀河英雄伝説」にて第19回星雲賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浮草
5
飛翔編なんだけど、現状ヤンは家庭生活のみ飛翔、あとは雌伏だなぁ。ユリアン、また渦中にいることになりそう…2022/02/17
ユイ
4
表紙は線画が提督だからフレデリカでしょうね。口絵はミッターマイヤー夫妻と銀英らしくない取り合わせとも言えますね。しかもミニスカ、ピンクだし。もし軍人のうちに結婚していたらもれなくお偉いさんたちのスピーチが付いてきたでしょうから、似合わない方がましというものでしょう。ついに念願の年金生活へ。2013/10/18
小夜
3
最初の地球と最後のゴールデンバウムは気分じゃなかったので略。この巻は割と何度も読んでたっぽい。口絵のミッタ夫妻がもう素敵すぎる!!デュアル版の魅力はなんと言っても道原絵だと思うのです。カリン、エルフリーデはここが初登場。エミールもかな。エヴァがさりげなく26歳って書いてあった。あと好きながバイエルラインが〜!かわいいなぁ。ポリスーン星域とか知らない地名があったので頭の片隅にいれとこう。2011/06/03
KN
2
ヤンはさすがに「家事メン」にはならなかったらしい。よくも悪くもここは昔の小説...だね。2020/08/21
k16
2
20121111読了。 地球衰亡の序章・・長い。 ヤン結婚で、ユリアン地球を目指す。 重要な「キュンメル事件」含む巻。2012/11/11