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内容説明
査問会に出頭を命じられたヤン。その隙をつくようにして、イゼルローン要塞の目前に、巨大な人工球体が出現した。それはラインハルトが跳躍によって送り込んできた帝国軍要塞ガイエスブルクだった。要塞対要塞―壮絶な戦闘は、互いの主砲による攻撃の応酬からはじまった。司令官ヤンの不在を隠し、防御に徹する同盟軍に、ケンプ率いる帝国軍は容赦なく襲いかかる。そして皮肉なことに、帝国軍侵攻の知らせは、査問会の中止をもたらした。解放されたヤンは、帝国軍を撃退すべく、急ぎ戦地へと向かうが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いいちゃん
13
再読。フェザーンの陰謀がやらしい!ロイエンタールがちょっと危ないことを考えているけど、これってこの後どうなって行くんだっけ…。2016/08/21
浮草
7
またまたユリアンの成長!ヤンの評判が煙幕となり不在も罠かと思わせる。2022/02/02
鮭
7
要塞対要塞。引き際の鮮やかさこそ真の名将の証。2016/11/28
たかむー
5
ケンプさん。。息子たちがけなげすぎてなけるぜ。心情的にはヤンが間に合ってよかった!という感じなんだけど、なんともなぁ。ヤンの一番弟子ユリアンの成長も見れ、今後の陰謀渦巻くであろう展開にどう立ち向かっていくのか。気になります。2013/01/23
R太
5
ガイエスブルグ対イゼルローン編終了。ケンプさん、真面目で実直な人であったろうに気の毒な最後でした。時と立場さえ違えば、こんな結果にはならなかっただろうと思うのですが。逆にイゼルローン側は、ヤン提督が間に合って良かったです。気が気でなかったでしょうね。2012/02/04