徳間文庫 徳間時代小説文庫<br> 野望の憑依者(よりまし)

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徳間文庫 徳間時代小説文庫
野望の憑依者(よりまし)

  • 伊東 潤【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198942359
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

足利政権確立にこの男は不可欠だった! 己の野望を実現すべく数々の策を弄した名参謀・高師直の知られざる素顔。

内容説明

時は鎌倉時代末期。幕府より後醍醐帝追討の命を受け上洛の途に就いた高師直は、思う。「これは主人である尊氏に天下を取らせる好機だ」。帝方に寝返った足利軍の活躍により、鎌倉幕府は崩壊。建武の新政を開始した後醍醐帝だったが、次第に尊氏の存在に危機感を覚え、追討の命を下す。そのとき師直は…。野望の炎を燃やす婆裟羅者・高師直の苛烈な一生を描いた南北朝ピカレスク、開演。

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞、『義烈千秋天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2011を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

61
二つに割れた朝廷の争い、複雑怪奇な有力者達の主導権奪い合い、南北朝時代ほど日本史上大混乱を招いた時代はないと思っている。個人的に徳川光圀が大日本史編纂で南朝正統論を唱えてくれたことをもっと評価してほしいと願っているくらい敵味方入り乱れる煩雑な歴史。そこで楠木正成でも足利尊氏でもない、高師直を主人公に据える…虚を衝かれて思わず購入してしまった。強烈な性格、暴力的な野心を抱く師直の一生、どの角度から見ても好きになれそうもない男。しかしだからこそ、悪役としてのスター性は抜群!師直に出会えたこの一冊に感謝したい。2022/06/20

キャプテン

58
★★★★★_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1334年/鎌倉末期→建武の新政→南北朝→室町時代編】鎌倉幕府衰退に呼ばれるようにして現れた、高師直という野望の者と足利尊氏殿の密着してまいった。人間の営みを全て投げ出してでも、己にやどる野望の火に身を任せる師直殿。まさかのめんへら設定の尊氏殿との掛け合いは笑えるが、全体の話の流れは見事。裏切る、裏切られるが乱れ飛ぶ、卑しいと言われる時代を、力強く書き切られた書物なり。世が乱れる時にこそ、英雄は生まれる。次に出会える傑物を楽しみに、拙者は次の時代に向かう。2017/11/03

如水

26
足利尊氏執政高師直を主人公とした鎌倉末~南北朝時代を描いた歴史小説。後世では『悪逆非道』のレッテルを貼られてますが、『何故?』と思った。この時代ならこれ位の事普通じゃね?荘園なんて形骸化してるし。尊氏を盛り立てる事を第一としたのは終始一貫してますし。んで読んで行くと直義(尊氏の弟)は守旧的な勢力を保護した文官タイプ、師直は新興武士層を主とした武官タイプ、武官vs文官で守旧的な勢力=知識階層が残ったら敵方(師直)の評価は・・・納得。『男のギラギラした物』を感じ取ったって下さい。後尊氏の鬱病対処方法も(笑)。2017/09/05

またべえ

24
全米オープンで優勝した大坂なおみ選手。試合中、時々ネガティブになってしまうことがあります。そんな時、彼女のコーチがなだめて、励まします。「野望の憑依者」の足利尊氏と高師直の関係もよーく似ています。足利尊氏が大坂なおみ選手、コーチが高師直。「野望の憑依者」の足利尊氏はとても弱い。幕末の志士達からは目の敵にされ、木像の首が河原に晒された程の将軍だから、阿修羅の如き人なのかと思いきや。戦には負ける、謀略にはかけられる。気の毒です。コーチ様様なのでありました。2019/01/23

ひ ろ

19
★★★★★ たぶん、この本に五ツ星あげるのは俺だけかと(笑) 一番嫌いなこの時代、一番嫌いな高師直を主役とした作者に拍手。そしてその嫌いな師直に感情移入してしまっている自分に感動。この混沌とした時代を、実に解りやすいストーリーにまとめ上げた手腕にも、最大限の賛辞を贈りたいのです( ≧∀≦)ノ2019/01/31

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