出版社内容情報
地球に生命が誕生して以来、四十億年の記憶を持つ美少女・エマノン。彼女の軌跡を描く、梶尾真治の人気シリーズ、第三巻。
一九六九年の夏。“ぼく”は、小学四年生。十歳だった。アポロ11号が月に着陸し、人類初の月面歩行をした日。ぼくは初めてエマノンに会った。父親の仕事の都合で、夏休みを祖母と過ごすことになった少年を待ち受けていたのは、地球に生命が生まれて以来の、膨大な記憶を受け継ぎ、旅を続ける少女エマノンとの冒険だった。
徳間デュアル文庫から刊行された『まろうどエマノン』と『かりそめエマノン』の中篇を合本して刊行。
【著者紹介】
熊本県生まれ。「美亜へ贈る真珠」でデビュー。代表作に『地球はプレイン・ヨーグルト』(星雲賞)『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞)『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞)、映画化した『黄泉がえり』や舞台化した『クロノス・ジョウンター』など。
内容説明
地球に生命が誕生して以来の記憶を受け継がせるため、エマノンは必ず一人の娘を生んできた。しかし、あるとき男女の双生児が生まれて…。「かりそめエマノン」小学四年生の夏休みを曾祖母の住む九州で過ごすことになったぼく。アポロ11号が月に着陸した日、長い髪と印象的な瞳をもつ美少女エマノンに出会った。それは忘れられない記憶の始まりとなった。
著者等紹介
梶尾真治[カジオシンジ]
熊本県生まれ。1971年「美亜へ贈る真珠」で作家デビュー。代表作は『地球はブレイン・ヨーグルト』(星雲賞受賞)、『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞受賞)、『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞受賞)、『おもいでエマノン』を始めとするエマノン・シリーズなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(*'ω' *)@k_s
いちろく
信兵衛
☆kubo
ぶうたん