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徳間文庫
秘曲 笑傲江湖〈4〉天魔復活す

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198926595
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

病を治療するため、令狐冲が秘薬を求めて赴いた江南の地で巡り合ったのは、魔教の前教主・任我行だった。湖底の地下牢に数ヶ月間、幽閉された令狐冲は、思いがけず神業の奥義「吸星大法」を会得、その武技は、ついに不敗の域に達するが…。

著者等紹介

金庸[キンヨウ]
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ken_sakura

26
すごく面白い。三巻で通人に習った知識で江南四友と渡り合う冷狐冲。12年湖底に幽閉されていた魔教前教主任我行登場。任盈盈のパパと納得の豪傑。秘術「吸星大法」を図らずも任我行から授かり内力を取り戻した冷狐冲。内力無しでも無敵の「独孤九剣」に、「吸星大法」は人から内力を吸い取って補充、発動後停止不能の界王拳(使い手が任我行一人なのに超有名。どんな使い方してんだよヽ(´▽`)/)恒山派定静師太の窮地を救いきれず、弟子達を託された冷狐冲は恒山派定間師太と定逸師太を救いに向かう。がんばれ内力吸血鬼冷狐冲♪( ´▽`)2018/11/25

緋莢

20
魔教の前教主・任我行登場。盈盈の父親でもあります。任我行が幽閉されていた地下牢に閉じ込められた事で、令狐冲は相手の内力を吸い、わが物にする「吸星大法」を会得します。魔教側との付き合いが多くなったせいで、華山派との溝はますます深くなるばかり。師父の岳不群や慕っていた岳霊珊の態度に落ち込む令狐冲の姿を読んでいるのは辛いです。 2018/09/12

サケ太

9
奇妙だが読んでて面白かった江南四友との剣術比べ。現れるは魔教、日月神教の前教祖、秘術「吸星大法」の使い手、任我行。しかし、この小説に出てくる人物には必ず、裏があり、目的のためになんでもする。その裏の顔を見たら衝撃を受ける。令狐冲も「吸星大法」を会得する、が苦難は止まらないというより、義侠心により進んで苦難に飛び込んでいく。嵩山派の野望。魔の手が恒山派に迫る。令狐冲は段々と生き生きしてきたが、華山派との溝が更に深まる……。2016/09/28

ゆめじ

5
地下牢に囚われた令狐冲は、先に囚われていた男から一つの技を教わる。吸星大法。触れた相手から内力を奪う魔功。 技を教えたのは日月神教前当主、任我行だった。 正派と邪派の絶技を身に着けた令狐冲に最早敵なしか。2020/10/21

秋山真琴

3
不遇の時代を経て、ようやく活き活きとした令狐冲に戻ってくれて、とても嬉しい。未だ使いこなせぬ吸星大法に若干、振り回されているけれど、以前のいつの死ぬかも分からない境地から考えると、ぐっと回復しているはず。そして、岳不群には、ほとほと呆れたわ。辟邪剣譜とか、もうどうでもいいし。視野が狭すぎるのではないか。1巻で林平之が主人公っぽく振舞っていて、飲み屋で華山派の弟子たちがお茶を飲んでいた頃が懐かしくもあるけれど、令狐冲は、もう昔のことは忘れて、正邪両方の流れを汲む、新たなる一派を成せばいい。2012/10/07

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