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徳間文庫
ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198925079
  • NDC分類 199
  • Cコード C0193

内容説明

テロ、パレスチナ・イスラエル問題、アメリカの世界戦略…激動の現代を理解するには宗教を知ることが必要不可欠である。各宗教の代弁者にインタビューを試み、世界を動かす一神教をわかりやすく解説した、鋭い洞察力が冴え渡る宗教講座。

目次

第1部 ユダヤ・キリスト・イスラム 一神教の世界はこうなっている(ユダヤ教はこうして生まれた;キリスト教はこうして生まれた;イスラム教はこうして生まれた)
第2部 ユダヤ・キリスト・イスラム 一神教それぞれの言い分(キリスト教の言い分―代弁者パット・ロバートソン;ユダヤ教の言い分―代弁者ラビ・マーヴィン・トケイヤー;イスラム教の言い分―代弁者ムサ・モハメッド・オマール・サイート)
後書きにかえて―アメリカの友人からの手紙
一神教の世界を読み解く資料篇

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

67
それぞれの宗教指導者にインタビューしてるんですが、割と過激です。 上手くいきそうもない・・。 後書き代わりの、アメリカ中西部在住日本人のメールもけっこう過激です。ブッシュの湾岸戦争の頃の。 2004年刊2022/05/06

slowlifer

37
ローマ帝国がイスラエルを植民地化。ユダヤ人は救世主としてイエスに期待。が、イエスはイスラエル救済ではなく人類救済を説く。失望したユダヤ人群衆がイエスの十字架での処刑を主張しイエスは処刑。新約聖書『マタイによる福音書』第27章25節「その血の責任は我々と子孫にある」というユダヤ人群衆の言葉が、キリスト教社会でのユダヤ人冷遇の一因。イエスはキリスト教ではキリスト(救世主)で神だが、ユダヤ教では人間であり神ではない。ユダヤ教はイエスの復活を認めておらず、イエスの復活により作られたキリスト教も基本的には認めず。2017/09/24

金吾

32
簡潔にまとめられており、違いや和解できない背景がわかりやすいです。それぞれの言い分の部分はイメージアップをはかりやすく良かったです。2023/01/29

ねこまんま

32
各宗教の信者代表の方との対談が興味深い。みんなそれぞれ自分の信じる宗教の都合のいいように解釈している。皆、「私たちはいいんですよ、共存する気はあるんです。でも向こうがそう思っていないから争いになるんです」って結局正しいのは自分たちってこと。ただ「宗教は権力者の都合のいいように政治に利用されている」というのはごもっともだと思う。後書きにかえた「アメリカの友人からの手紙」が一番理解できた。いろんな宗教を知ることが異文化理解の第一歩だと思っているので、一神教理解のとっかかりとしては良本だと思う。 2015/09/22

蘭奢待

30
3つの宗教の関係と成り立ちと相克を分かりやすく説明している。それぞれの宗教の重鎮へのインタビュー。なぜユダヤ人は迫害されるのか。なぜイスラム世界では戦争物ばかりしているのか。イスラムはなぜ金曜日に休むのか。ユダヤはなぜ結束が堅く、秘密的なのか。カトリックとプロテスタントの関係。アメリカ中西部のキリスト原理主義地域の不気味さ。それぞれの宗教から他宗教はどう見えているのか。 非常に面白い。2018/11/04

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