徳間文庫
神〓剣侠〈1〉忘れがたみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 443p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198924362
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

『射〓(ちょう)英雄伝』から十数年後。「売国奴の息子」という過酷な運命を背負った少年・楊過の頑な心を開いたのは、武芸の師となった美しい年上のひと・小龍女だった…。中華世界十二億人が胸を熱くした、武侠小説史上最高のラブ・ストーリー。

著者等紹介

金庸[キンヨウ]
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

17
「射鵰三部作」シリーズの2作目。『射鵰英雄伝』から十数年後。主人公は前作の登場人物、楊康と穆念慈の息子・楊過。前作時点で楊康は死んでいますが、この作品では穆念慈も亡くなり、楊過は天涯孤独の身。郭靖と黄蓉の夫婦と出会い、桃花島へと行きますが・・・郭靖と黄蓉の娘・郭芙が、甘やかされて育ったせいで、本当どうしようもない奴でイライラ(後にした事考えると、この時点ではまだ良い方なんですが)楊過が連れていかれた全真教も下の弟子たちが、またアレで(続く 2018/11/05

可兒

3
この人の本を読んでいると、ジャンル分けされていなかっただけで「萌え」というものに相当する概念は昔からあったんだと実感させられる2011/02/04

珈琲好き

2
やっぱり楊過がナンバーワン!生意気だけど情に厚く、ずる賢いけど義理を大事にする一本気な最高のヒーロー。世界名作劇場で主人公が周りに虐められる設定を武侠小説に変換した感じかな。前作ではあんなに愛らしかったコウヨウがめちや憎いわ。カクセイは愚鈍だったのが純朴誠実な頼れる大人になった。楊過がカクセイは変わらず慕っているのは大変泣ける。カクセイが正統派のヒーローだとしたら、楊過はアウトロー、ジョーカー的な立ち位置のヒーローだね。東邪の若い頃はこんな感じだったのかも。2013/05/30

ららぴっと

2
テレビを見て、本を読んだ。ほぼ毎年、台湾や大陸で何かがドラマ化されている人気作家金庸の作品の中でも、一番人気の作品。めっちゃおもしろい。

カモミール

2
アニメがおもしろかったので、原作をよんでみました。中国の武侠ものですが、ファンタジー&恋愛も盛り込まれています。お国柄思考が違うからか「えっ!」と思うところは多々ありますが、主人公が一本気のある少年なのでとても好感がもて、応援したくなります。長編ですが、なかなかおもしろかったですよ。2013/03/02

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