徳間文庫
射〓英雄伝〈5〉サマルカンドの攻防

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198923150
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

桃花島に戻った郭靖と黄蓉が目にした驚くべき光景。武林の恩怨愛憎をめぐる陰謀は、ついに二人を巻き込み別れの時が…。そしてジンギスカーンの西方大遠征に従い、舞台は蒙古からサマルカンドへ。国家統一をかけた熾烈な戦いが始まった。

著者等紹介

金庸[キンヨウ]
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

84
様々な中国武術、ユニークな達人入り乱れての戦い、主人公たちの恋愛が絡まって金庸の中でも人気の高い作品。 細かい点は破綻してるんだけど、ジンギスカンまで出てきちゃうスケールの大きさ。 面白いけど、スラプスティック過ぎて日本人受けはしなさそう。 中国語と並行読み中、先に日本語版完読 全5巻。2020/12/28

kagetrasama-aoi(葵・橘)

30
「射鵰英雄伝」第五巻。副題は『サマルカンドの攻防』。楊康が哀れ過ぎて本当に悲しかった。何故あそこまで酷い境遇にするのか理解出来ない。金の皇子として育てられたのは、楊康のせいじゃないのに。最後は “宋、万歳” みたいな感じだから、異民族の金で育っただけで悪なのかな?郭靖と楊康がダブル主人公で、二人で助けあって宋を盛りたてる!じゃいけないのかな?中国の武俠小説を初読みしたけど、私には完全に合わないと解ったことが収穫だったシリーズ。2023/10/27

kochi

17
五巻まで一気読み。面白い!一度手に取れば、もう止められない。優柔不断で愚鈍だけど実直な郭靖に、武門の達人達が競って技や真髄を伝授し、皆が血眼になって探し求める秘伝の書『九陰真経』や悲劇の名将岳飛の戦略書が自然と彼のもとに転がり込む。更に美人で聡明な黄蓉にも惚れられるという一見幸運そうな郭靖であるが、まだ十代。『射鵰英雄伝』が三部作の第一部との事なので彼の物語も、お楽しみもまだまだ続く(のか?)(笑)!2013/08/16

Book Lover Mr.Garakuta

15
図書館本:中国英雄譚物語。全五巻。ゲームのネタ帳になりそうな本。2021/03/06

Masa

10
読了。いよいよ最終巻。ドラマとは違い小説はもう完全に郭靖の物語だなぁ、と。最終巻で江南七怪に降りかかる災難についてはもう悲しみのみです。朱聡とかすごい好きなんですけどね。この物語は最後の郭靖とチンギス・ハーンの会話に集約されているというか、結局こういうことだよね、と思わされます。久々の金庸、堪能しました。2018/09/13

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