• ポイントキャンペーン

徳間文庫
射〓英雄伝〈4〉雲南大理の帝王

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198923020
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

金国が起死回生を賭けて狙う伝説の書。南宋の悲運の名将・岳飛がそこに記したものとは何か?また重い内傷を負った黄蓉の命を救うべく、郭靖は桃源郷に隠棲する雲南大理国の皇帝のもとへ赴くが、そこで意外な事実が!?物語はいよいよ佳境へ。

著者等紹介

金庸[キンヨウ]
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

87
我らがヒロイン、黄蓉は可愛いだけじゃなく数学がめっぽう強い(善悪の観念はちょっと弱い) 数学出来るとそれだけで尊敬(私はパー)  この時代(南宋)、中国の数学は世界トップレベル、なのに、少々邪道扱いされ、近代の発展につながらなかった。  八卦連環(図)て、数学ナノネ 5巻本の4巻目2020/12/27

kagetrasama-aoi(葵・橘)

31
「射鵰英雄伝」第四巻。副題は『雲南大理の帝王』。副題にもなっている大理国の皇帝(南帝、出家後は一灯大師)と瑛姑(劉貴妃)、周伯通(老頑童)の話は素材はとっても良いのに、黄蓉の人を人とも思わぬ態度(父親の黄薬師の育て方でそうなってしまったとの説明があり)で台無しになっていると思う。あと、楊康の扱いが酷過ぎて泣ける。金の皇子として育ったのは本人のせいでは無いのに可哀相。ここに来て、宋と金と蒙古の三国の戦いがクローズアップされて来ている。中華の考え方が底にあるのは仕方ないかなぁ…と思いつつ、念慈に涙してしまう。2023/10/27

アイアイ

16
黄蓉とコジンの間でフラフラ揺れて流されっぱなしの郭靖にちょっとイラつきました。 楊康に惚れたばかりに自殺ばかり考える穆ねえさんの不憫さよ。克が最後までクズっぷり全開でしたが、岳飛の遺書を手に入れ、西方の内陸部に部隊が移って 敵キャラが増え霞んでしまった・・。瑛姑と黄蓉の戦い、二人が数字の計算で戦いどちらも強すぎて笑えた。一灯段智から伝授された九陰神功により傷の回復、爽快な気分で力がみなぎり一段と強くなってましたね。▽図書館2016/11/13

Book Lover Mr.Garakuta

15
図書館本:中国人らしい作風に感動。登場人物の長所が光る。2021/03/06

緋莢

15
洪七公から黄蓉が譲り受けた竹の棒。それを偶然、楊康が手に入れたことから乞食党の大会で起こるひと騒動や、鉄掌党の党首・裘千仞が凄い腕前ながら、双子の弟が腕は全然で紛らわしいなど、読みどころ満載です。裘千仞に傷を負わされた黄蓉を助けるため、〝南帝”一灯大師のもとを訪れた郭靖たち。そこで周伯通との思わぬ因縁が明かされます。一灯大師の行う治療にある犠牲が必要だったのですが、それに「九陰真経」が思わぬ働きをする、というのは面白かったです。2018/10/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/528247
  • ご注意事項