感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
39
経験に基づく生活の知恵。言葉以上に、行動で示すことが記憶に残る。”さりげなさ”が鍵。打ち水であり、正月のお餅・・・。著者が人生の下り坂に訪れた件が印象的。人であり、心である。卵かけご飯の卵抜き?に、ウスターソース。ほのぼのするエピソード。教えのありがたみ。伝えるのが恩返し。次は自分の番だよなぁ、知恵を蓄えないと!(汗)2014/07/09
TATA
31
知り合いから譲り受けた一冊。前作ほどの鮮烈さはないけれど、ただひたすらに佐賀のおばあちゃんの思い出話が語られる。脚色している部分はあるんだろうけど、まあ思い出のエッセイとして読めばいいのかな。僕も亡くなった祖父母を沢山思い出しました。2018/02/13
再び読書
31
本当にがばいばあちゃんです。心が裕福な先人として尊敬できる人です。決して人を恨まず、自分のためと称して生涯働き続けた姿勢が、幸せを回りにふりまいた様に思う。人生捨てたもんじゃ無いなと思わせる。タイトルとおり「笑顔でいきんしゃい」というのは心の糧として刻んで生きます。というか努力します。2013/02/22
むらKみ
20
気の持ち方ひとつで前向きになれる。心がほんわか温かくなる一冊です。その時代にタイムスリップしたい。(^-^)2012/01/20
陽子
18
再読。貧乏話の読書?が続いているが、温かいほっこりした気持ちになれる。貧しくて辛いことはあっても、かけがえのない人間としての強さや優しさをばあちゃんとの生活で積み上げていたことに後々気づかされていた作者。ばあちゃんの知的障害の末息子(作者と7歳しか離れていない)のアラタちゃんとのエピソードが心に残った。いじめられているのを体を張って守り抜く作者。いつもニコニコしているアラタちゃん。温かく理解のある近所の人々。どんな時も強く一生懸命なばあちゃん。 こんな人間関係が普通に築かれていた昔。古き良き時代。名言多。2019/02/01